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“マジックパパ” 和田憲明が選ぶ絵本<Part 1>

“マジックパパ” 和田憲明が選ぶ絵本<10選>

私が選びました

講師:マジックパパ和田

和田 憲明
保育園園長、元主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。絵本講座はじめ、パジック講座など講師として登壇実績多数。
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5つの質問

[Q1] この絵本を知ったきっかけは?
[Q2] 「ここがええねん!」みたいなところは?
[Q3] 読み聞かせするときのポイントは?
[Q4] その他なにかあればなんでも書いてください。

#1冊目「まくらのせんにん そこのあなたのまき」

#01「まくらのせんにん そこのあなたのまき」(作)かがくいひろし
(内容紹介)ぞうさんに、きりんさん、うさぎさんに、たこさんと、次々と謎の穴にはまってゆく動物たち。「う~む。こうなったら、『そこのあなた』にたのむしかないな」と、自らも穴にはまった、まくらのせんにんさま。『そこのあなた』って、誰のこと?! そして、その先には、驚きのしかけが……! 昨年9月に急逝した人気絵本作家、かがくいひろしさんの遺作です。

*****

[A1] FJKメンバー高場パパの読み聞かせで。
[A2] ユーモラスで予想外の展開と、絵本本体を使った子どもとの掛け合い。
[A3] ふんか、ふんぎ、ふんぐ、ふんげ の読み分け。
[A4] 作者が亡くなったことが悔やまれます。

#2冊目『100かいだてのいえ』

#02『100かいだてのいえ』(作)いわい としお
(内容紹介)100かいだてのてっぺんにすむだれかからあそびにきてね、とてがみをもらったトチくん。ちずをみながらあるいていくと、きゅうに100かいだてのいえがあらわれました!みあげても、うえのほうはかすんでよくみえません。トチくんは、100かいまでたどりつけるのでしょうか…?

*****

[A1] 長女と一緒に行った本屋さんで
[A2] 絵がすごい!100階全ての部屋で何かが起こっている。
[A3] 文章量よりも絵の情報量が圧倒的に多いので、文章を読んで進む大人のペースではなくて、子どもが絵を見るペースでゆっくり楽しんでください。
ちなみにウチの娘は20分かけて100階分楽しんでいました。寝かしつけ絵本としては拷問です(パパにとって)
[A4] 続編あります。『ちか100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ一番すごい時は3冊を1時間かけて眺めてたウチの娘です。

#3冊目『これはのみのぴこ』

#03『これはのみのぴこ』(作)谷川 俊太郎 (絵)和田 誠
(内容紹介)読めば読むほどにボルテージが上がる遊び心満載の絵本。抑揚をつけてリズムにのって読むと快感すらも覚えます。脈絡のないストーリーながら、なぜか引き込まれる、そんな魅力あふれる絵本。

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[A1] なぜか親になる前から知ってました。
[A2] 言葉が重なっていく面白さ。年長さんなら暗唱できるようになるかも。
[A3] 最初はゆっくりと1ページ1ページ、言葉が重なっていくのを楽しみます。慣れてきたら1ページを息継なしで一気に読んでみましょう。文字が増えるにつれて、どんどんしんどくなるパパの様子がとってもウケます。
[A4] 『寿限無』と並ぶ暗唱絵本。長女も次女も小学校入学前に暗唱できるようになりました。義務教育でもないのに。

#4冊目『ふたりでひとり』

#04「ふたりでひとり」(噺)桂 文我(絵)石井 聖岳
(内容紹介)実際ならありえないことを言葉の力だけで軽々と描き出すのが、落語のおもしろさ。なかでもシュールな噺として有名な「胴切り」のユニークさを飄々と見せてくれるのがこの絵本です。人気絵本作家石井聖岳さんが初めて落語絵本に取り組みました。

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[A1] 小学校の読み聞かせボランティアで。
[A2] 落語らしい奇想天外なお話。意外な展開に子ども大爆笑です。
[A3] 落語家気分で声色を変えたり首を動かしたり、表現を工夫すると読み手自身が楽しいです。
[A4] 小学生にウケる絵本。機会があれば小学校で読み聞かせしてみてください。

#5冊目『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』

#05『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』(作・絵)宮西 達也
(内容紹介)かっこいい人、不器用な人、強い人、弱い人、世の中いろんなお父さんがいる。みんな一生懸命お父さんをやってる。お父さんはウルトラマン。そして、時々はバルタン星人。ウルトラ・パパとバルタン・パパの子育て絵日記。

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[A1] ブックオフで一目惚れ。
[A2] 厳しくて仕事もできるウルトラマンのお父さんと、優しいけどだらしないバルタン星人のお父さんの対比。でもどんなお父さんでも子どもにとってはたったひとりの大切なお父さん。
[A3] ウルトラパパがバルタンパパ、どちらかに感情移入して読みましょう。子どもはそれを感じ取ってくれます。僕はバルタン派。
[A4] シリーズです。『お父さんはウルトラマン』は息子の父。『パパはウルトラセブン』は娘の父。自分の家族状況と合わせるのもいいかも。ウチは娘だったからか、パパも娘もウルトラセブン派。

[ 1〜5冊目6〜10冊目 ]

 

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