理事長の篠田です。

新春三が日、いかがお過ごしですか?

ふと、ネットニュースを見ていると気になる記事が飛び込んできました。

【参照】男の挑戦くじく「嫁ブロック」とは 「妻の反対で内定辞退…」

「嫁ブロック」とはなんだ!?

夫の転職や起業が妻の鶴の一声でご破算になることを指すとのこと。

見たときはちょっと目を疑いました。そうした言葉がすでに一般化されてしまってるんだなと。

夫のロマン、妻の現実

夫は、仕事にロマンを求める傾向がある。
一方の妻は、現実問題として収入やステータスを気にするんだとか。

たしかに間違ってはいないと思います。

僕もその一人といいますか・・・公務員を辞めて今、NPOの経営をしている者なので、なんとなくわかります。

ただ、妻の一声で内定がご破産になるのはどういうことなんだろう?

それには二つの理由があると思うんですね。

①自分だけで物事を決めてしまっている

転職というのは、家族にとっても大きな転機になります。

ですので、当たり前ですが妻の意見は最大限聞き、家族にとって何がメリットで、何がデメリットなのかを説明する必要があります。

そして、妻の賛同を得られるようなビジョンを描かなければなりません。

決まった内定を妻に反対されるというのは、この点ができていないことが多い気がします。

②覚悟が足りていない

これを言ってしまうとアレなんですが、正直、妻に言われて意見を変えてしまうというのは、そこまでの覚悟ではなかったのではないかな?と思ってしまいます。

転職って、当然ながら不安なことだらけです。

すでに実績を積んで、知っている現場から知らない現場に自らの足で向かっていくことなので、それは当然のことですね。

それでも本気でやろうと思うなら、きっと納得してもらえるはずなんです。

納得してもらえないのは、やはりそれだけの理由があるんじゃないかと思います。

まとめ

妻が夫の決断を反対するのは、現実的なことから考えると当然だと思います。

なので、反対する妻を批判するつもりは毛頭ありません。

そういう妻ほど、しっかり考えてくれているので、応援してくれるようになると、これほど心強い人もまたいません。

だからこそ、本気で転職しようと思うなら、覚悟を決めて、妻に理解してもらうことが何よりも大切です。

ちゃんと理解を示してくれたら、収入が減ることはそんなに影響しないと思いますよ。

ファザーリング・ジャパン関西には、転職経験のある人も多いので、興味のある人はぜひコンタクトを取ってみてください。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]