漫画喫茶とコミックレンタル、どっちがお得?② ~金銭感覚編~

最近、マンガを読むのは断然コミックレンタル派となった篠田です。

でも、それまではネットカフェ派でした。

その理由はやはり1000円で読み「放題」、アイス食べ「放題」、ドリンク飲み「放題」。
1000円あれば3時間好き放題ということです。

「放題」という言葉はすばらしいですね。

にもかかわらず、コミックレンタル派となっているのはなぜでしょう?

金額の比較

僕は1冊のマンガを10分強で読みますので、3時間あれば15冊ほど読むことが出来ます。

さらに、ネットカフェはアイスも食べ放題だしドリンクも飲み放題。
つまり、1冊あたり66円でおまけがついてくる計算です。

 

それに対して、T-SITEのコミックレンタルは1冊あたり80円です。

15冊借りようとすると1200円かかります。
しかもおまけは無し。
これだけをみると、チョットした割高感があって、ネットカフェの方がお得な感じがします。

金額だけを見るとネットカフェの方が安い。
おまけに、マンガの種類は圧倒的にネットカフェです。

つまり量ではネットカフェに軍配が上がります。

読み方の比較

今度は量ではなく、質で比べてみることにします。
ここでいう質とは、おまけのことではなく、マンガの読み方のことです。

ネットカフェだと3時間という限られた時間内でより多くの本を読もうとします。
そのため、1冊1冊の内容理解度はどうしても荒くなってしまいますね。

でも、コミックレンタルの場合、少し割高でも借りてしまえば1週間は借りっ放しです。
なので、時間に追われることなく読むことが出来ます。
しかも、1週間の期間内なら何度でも読み返すことが出来ます。

つまり、ストーリーの理解度がネットカフェに比べて圧倒的に深いわけです。

そう考えると、多少の割高があったとしても、コミックレンタルはネットカフェに比べて、マンガをより楽しむことができる、ということになります。

実は量でもコミックレンタル

結局のところ、買うよりはネットカフェやコミックレンタルは断然安いわけです。
なので、すでにお得感があります。

さらに、コミックレンタルではクーポンというものがときどきでてきます。
すると、タイミングさえあえば、金額的にもネットカフェを上回ることが出来るようになってしまいます。

つまり、量質ともにコミックレンタルの方がうえだということになります。
(ちなみに、一部のTSUTAYAでは1冊レンタルが60円ということなので、すでに量質ともに凌駕しているとか・・)

結論としては…

ただ、ネットカフェのいいところはコミック以外にもコンテンツが充実しています。
(ダーツやカラオケ、ネットゲームなど。)

なので、マンガだけでなく多角的にエンターテインメントを楽しむならば、やはりネットカフェは高い質を誇ります。
(家読みではなくて、別空間で読みたくなるときもありますしね)

なので、結論としては、どちらがお得だから・・・で決めてしまうのではなく、TPO(=時と所と場合)に応じてそれぞれを上手く使っていくのが一番いいということですね。

 

以上、久しぶりにネットカフェでウインナーコーヒーを飲みたい篠田でした。

 

(img via:Masashi Yanagiya)


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]