ある母親の日常?

話題のCM動画はこちら。

【参照】おむつCM動画のワンオペ育児に賛否 メーカー「理想と現実の違いを伝えたかった」(BuzzFeedNews)

 

賛否両論は当たり前だと思います。
当たり前ですよね。

人によっては「そのとおりだ!」「私も同じだった!」って感じるでしょう。
人によっては「私は違う。」って感じるだろうと思います。

もしかすると「もっとひどかった!」って感じる人もいるかもしれません。

 

父親は4秒しか登場しない

CMは2分1秒。

そのなかで父親(らしき人)の登場シーンはわずか4秒。

つまり、1/30ほどしか出てきていません。

 

上記記事にはファザーリング・ジャパンのデータが活用されていて、そのデータをみると、男性の家事育児時間は女性の約1/8ほど(平成23年度総務省社会生活基本調査より)です。

それに比べて1/30というのは明らかに少ない。

夜泣きで母親がベッドから駆けよるシーンとか、意図的に男性を排除してるのかと思うほどで、「ワンオペ育児を推奨している」という批判も生まれています。

まわりには夫婦で寝室を別にしている人もまだまだ多いので、それはある意味で現状を映し出しているのかもしれませんが、これほどに父親の存在を限りなく薄めた内容と、最後に出てくる「その時間がいつか宝になる」というフレーズを見せつけられると、それもやむなしかもしれません。

 

「これあるある!」って思える父親はどれくらい?

総務省のデータでは父親の育児は1時間ほどですが、それに比べると僕の時間はまだ多い。

とはいえ、世の中の多くの母親と比べるほどにできているわけではありませんので、おこがましいかもしれませんが、「これあったなぁ。」って思うシーンはいくつもあります。

 

たとえば、母親がお風呂からろくに体も拭かずに子どものもとに駆けつけるシーン。

あのシーンで、床にこぼれ落ちる水滴がフォーカスされていました。

僕にも経験があります。
床に水が滴るの・・・あれホンマイヤなんですよね。

 

ほかにも、片手で赤ちゃんを抱っこして、片手で冷凍の焼きおにぎりを食べる。

あのシーンではなかったですが、あれにラップを巻いてたらもう悲惨です。

片手でメッチャ熱くなってるラップを皿からはがずの、ホンマ至難の業ですから。

 

僕のそれは、妻や多くの母親にとって、蚊ほどでもないことかもしれません。

それでも、僕は僕なりに共感するシーンがあったのは事実です。

 

このCMの様々なシーンに、一つでも共感できる内容があった父親はどれくらいいるんでしょうか。

個人的にはそれを知りたいなと思います。

 

子育ては根性論じゃない

色んな意見があるCMですが、残念ながらこれが今見られている現実なんでしょう。

その意味で、父親の子育てなんて本当にまだまだです。

その大事さも、楽しさも、まだまだ伝えられていない。

 

「その時間がいつか宝になる」

素敵な言葉のように聞こえますが、要は「今はメッチャしんどいけど頑張れ!」って根性論的内容です。

僕は根性論は肯定派ですが、それはあくまで自分の成長のために使われるべきものです。

子育てにおいての根性論は、僕はあってはいけないものだと思います。

 

昔、丸刈りを強要して野球部員がゼロになった話、聞いたことありませんか?

ある意味それと同じです。

子育てをそんな風に語られてしまったら、多くの人が子育てを回避してしまいます。

 

そうならないように、子育ては今、この瞬間も楽しいと感じるものでないといけない。
と、僕は常々思っています。

そのためには、子育てを「ヤバい!楽しい!」って思えるような何かが必要なのではないでしょうか。

ファザーリング・ジャパン関西では、そのための秘策を現在企画中ですので、どうぞご期待ください。

 

以上、父親の子育てをヤバくする!篠田でした。


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篠田 厚志

篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]
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