先日、甲南大学西宮キャンパスにてパパティーチャーを実施させていただきました。

パパティーチャーin甲南大学

 

※パパティーチャーって何?や意義については以前の記事をご覧ください。

FJKパパティーチャー

 

喜ぶ女子と無反応な男子

授業はマネジメント創造学部。

大学教授から、事前に聞いていた学生たちの反応はというと、

「赤ちゃんが来ると聞いて、女の子たちは大喜び。でも、男の子は無反応。」とのことでした。

 

女の子たちは感情を素直に表現します。

でも、男の子たちはなかなか表に出そうとしません。

どこも同じです。

 

社会保障入門で、父親の子育てを教える

授業の内容は「社会保障」。

育児休業制度について、父親の視点でお話してほしいということだったたので、パパティーチャーはうってつけ!

前半は、子育ての実体験や男性の育休について、短い時間でたっぷりお話をさせていただき、後半、子どもたちとのふれあいも少し体験してもらいつつ

将来の結婚や子育てについて質問も受け付けて、あっという間の90分でした。

 

質問内容(一部抜粋):

  • 奥さんとはどこでであったのか?
  • 多額の費用を使って結婚式をあげるくらいなら、子どもの教育資金として残しておいた方がいいのではないか?

 

頑張る男の子

男の子たちは無反応です。

でも、まったく反応していないかというとそうではありません。

感情表現が下手なだけ。
実際にはすごくいろんなことを考えています。

今回もそうでした。

子どもとのふれあいで、新聞プールを学生たちにつくってもらったんですが、これが実に面白い!

女の子たちは雑談をしながら、さらさらと新聞をちぎっていきます。

それに対して、男の子たちはというと・・・

1日分の新聞でいいっていうのに何日分もやってくれたり、1日分をすごく細かくちぎってくれたり。

とにかくひとつひとつが一生懸命なんですね!

男の子たちの愛情をたっぷりと感じさせられる新聞プールでした。

パパティーチャーin甲南大学

今年の学生たちもすごくおもしろかったし、他の授業の学生も興味津々だったので、またいけたらいいなと思います。

 

以上、60人の学生に物怖じしない次男の姿に、頼もしさと恐ろしさを感じる篠田でした。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]