10年前、我が家にママチャリがやってきた。

 

長男を保育所に送っていくのは父親。

夫婦でそう決めて、保育所の送迎、仕事の往復、日常生活、ずっと一緒にいた戦友。

 

10年間、いろいろあった。

はじめて長男を乗せたとき、長男は号泣していた。

長女が生まれて、前後のシートをフル稼働させてフラフラしていた。

長男を連れて父子2人旅で琵琶湖一周したときも、僕らを乗せて頑張ってくれた。

車にもぶつけられたし、バイクにもぶつけられたし、タイヤは音を立てて破裂して仕事に遅れることもあった。

 

こいつなしに、僕の10年間は語れない。

でも、そろそろこいつにも寿命が近づいてきました。

ブレーキはすり減って、妻は乗るのを怖がるレベル。

 

「そろそろ潮時か・・・でももうチョット・・・」

 

そんなことを考えていたおり、近くの自転車屋がリニューアルセールを実施していた。

これはもうタイミングやな。

本当は次男が保育所を卒園するまで、あと3年半は乗るつもりでしたが、とうとう買い替えることを決意しました。

 

さらば相棒。

10年間本当にありがとう。

戦友との別れ

 

以上、長く使うと情がわく・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]