思わぬトラブルを如何に楽しむか

どんな状況であっても、それを楽しもうとしたらいいんだ!とか、人生楽しんだもん勝ちなんだ!とか。

聞いたことありません?

でもねぇ、簡単にいうけどそれができたら苦労しねえんだよ!とか思いませんか?

大変な状況を楽しめとか。

そんなんムリやし!

 

先日、仕事を終えて帰ろうとしたら、電車がストップして帰ることができなくなりましてね。

普通に考えてみてください。

家に帰ろうと思ったんです。

それなのに事故で電車が止まって全く家に帰れないんですよ。

楽しいわけないじゃないですか。

それを楽しめとかナメんな!って思ったりするわけなんです。

 

でも、それって実はチョット違うなって感じはじめてて。

人生って見方を変えたら楽しんだりできるもんなんだなとチョット考えを改めました。

 

電車が止まっていたらみなさんどうします?

① 電車が動き出すのを待つ。
② 電車が動くまで時間を潰す。
③ 振替輸送を使って別路線で帰る。
④ 職場に戻って仕事する。

 

まぁこんなところでしょう。

でもどれも楽しくはないんですね。

そこに楽しもうとする⑤番目の答えを導きだすことができるかどうか。

 

どうせ復旧まで時間がかかるなら甲子園に行ってみようかとか。

見たことない落語を聞きに南森町の繁昌亭に行ってみようかとか。

要は、仕事や通勤とかけ離れた、思わぬ解決策を導きだせるかってことです。

そのためには、楽しもうとする意志、いろんな選択肢を導きだすための知識と経験、そして何より日々の「ゆとり」というものが不可欠です。

電車が止まれば繁昌亭へ

 

それをうみだすのがワークライフバランスの考え方の根本だったりするんですね。

(「仕事のクオリティを阻害する」とかって言われたりしますけれど、そんなことは全然ないんです)

 

仕事があるから・・・

家庭があるから・・・

世の中の仕組みはそうなっていないから・・・

 

いろんな理由を付けて楽しもうとする意志を否定しようとする人は多いです。

でも、そうではないんです。

 

楽しもうとすれば絶対に楽しめます。

 

それを忘れてはいけません。

 

以上、ワクワクは溢れてくるものではなく絞り出すもの・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]