小学校3年生くらい毎週購入している某週刊漫画雑誌。

最初は自分で買ってきて1人で読んでたんですけど、しだいに親父も読むようになって2人で、さらに妹たちも読み出して、母親をのぞく家族4人、某雑誌のファンになりました。

 

結婚して、家を出た今でも買って読んでます。

もちろん実家もです。

ただ、僕は連載漫画の8割がた読んでますけど、親父のほうは国民的人気漫画しか読みません。

ちょっと話をすると「昔は良かった・・・」っていいます。

典型的な昭和の親父です。

かたくなです。

そのため、同漫画がお休みのときはその雑誌を絶対に買うことはしません。

(親父みたいな買い方の人は、案外多いようなんです)

 

しかしながらあるとき、親父がその雑誌を買って読むと、その国民的人気漫画は掲載されていませんでした。

どうやら休載のようです。

そこで、先週号に休載の連絡があったか確認したそうですが、そこにはなんにも記載はありませんでした。(まぁ普通そこまでしません)

 

すると親父は何を考えたか、その雑誌の発行元に電話をかけてこう言ったそうです。

 

「○○先生は突然休みになったんか?」

 

するとどうでしょう。

電話に出た担当者はこともなげにこう言いました。

「いえ、先週から休みになるのはわかっていました。」

 

・・・

 

・・・

 

その先のやりとりは想像にお任せします。

 

子どもとしては、「そこまでする!??」って思います。

でも、一方で、親父のいいたいこともわかります。

何がこんなことが起こるのか?っていうのは原因解明は必要ですから。

 

でもこれ、実は大きな問題を含んでいますよね。

だって、国民的人気漫画の休載をあえて載せていないということは、親父のような買い方をする人にとっては「騙された!」ってことになるわけです。

目先の売り上げとか、そういう事情が影響した可能性もありますが、何かしらの「忖度」はあったとするならば、これはあってはいけないことだと思います。

※最近の雑誌は、封をされて読めないようになっていることも多い。

 

初めて聞いたときは、「この親父何しとん!」って思いましたけど、考えてみると案外ちゃんとしてる。

やり過ぎなんが玉にきずなんですけどね。

なんかちょっと考えさせられました。

 

以上、こういうことが今後起こらないことを願います・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]