雪の朝、小学校に登校する子どもたちを見守りに行ってきました。

校門前に立って「おはよう!」と声をかけます。

次々と大きな雪玉や氷の板を手でもってくる子どもたち。

見てるだけで冷たいです。

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正直に言うと「あいさつ運動」のようなものは苦手でした。

声を合わせて空中にあいさつすることがどうも性に合わなかったのです。

それぞれ個別にすればええやんと。

 

校門前での子どもたちへのあいさつは、たくさん一気にくるので、どうしても一人一人個別にはできません。

なので班ごと、グループごとに「おはよう!」と声をかけることになります。

 

そのときに、漠然と班全体に声をかけると、あいさつはあまりかえってきません。

かえってきてもなんとなく声が出てるだけ。

 

でも班の中の一人にしぼって目線を合わせて声をかけると、あいさつが帰ってくる確率が高まります。

目線合わせた子はもちろん、同じ班の子たちからもあいさつが帰ってきます。

 

空中にばらまくあいさつよりも指向性のあるあいさつ、個人から個人へのあいさつのほうが効果がある。

あいさつだけじゃなくて、他人へメッセージに共通することです。

 

それがわかってから、朝のあいさつが面白くなりました。

どんだけ笑顔であいさつを返してもらうか、チャレンジです。

 

もちろん、いくら目を合わせてあいさつをしても、あいさつを返さない子どもはいます。

別に強要はしませんし、そんなもんだと思います。

僕自身もあいさつできない子だったし。

でもそんな子にこそ一方通行でも大人から声をかけ続けることが重要だと思います。

 

「あなたを見てるよ」というメッセージ。

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地元小学校では毎朝、校長先生・警備員さん・PTA当番さん、そして有志のおじさんが見守りをされています。

僕はいけるときだけときどき行かせてもらってます。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]