マジックパパ和田です。

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昭和30年代の子どもの遊び風景。
解放された空き地で遊ぶ男の子たち。

祖父母向けの子育て講座をしていると参加者からしばしばこんな意見を聞きます。
「昭和の子どもは元気だった。それに比べて今の子はゲームばっかりして変わってしまった」
祖父母世代の実感なのかもしれません。

本当にそうなんでしょうか?

昭和30年代のを再現して話題になった映画「Always三丁目の夕日」には、この写真にそっくりな場面が登場していました。
この映画の監督、山崎貴さんがインタビューで答えていたこと。

「映画に出てくる子どもは平成の子ども。控え室ではDSをしてました。
でも昭和のセットに入ったとたんに昭和の子どもになったんです」

セットの中での平成の子役たちは出番に関係なく、まるで昭和の子どものように砂まみれで遊びまくってたそうです。

昭和が何もかもいいとは言いません。
ただ、遊びの中で友達と身体を動かすこと、友達の身体の動きを体感する経験に関しては、今よりもはるかに豊かでした。

運動能力でも人間関係でも不器用な子どもが増えていると言われます。
でもその原因は子ども自身にはなくて、環境が変わったからなんだということが、山崎監督の言葉からわかります。

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平成28年4月のこども会の遠足。
上の写真との共通点、それは男の子のチャンバラごっこ。
よく見るとけっこう硬そうな棒で。

一見同じチャンバラごっこに見えますが、平成の時代にチャンバラをさせてやるために、ある工夫をしました。

つづきはまた。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]