前回の続きです。

私が参加した班がいちばん報告箇所が多かった理由、それは班に幼児連れのママがいらっしゃったことです。
大人の男が僕も含めて気づかずに通り過ぎてしまう道路の陥没や公園の廃棄物、さらに信号機の傾きまで。
「子どもが遊ぶのにいつも気になってたんです」
とそのママ。

たとえばこんなところ。
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公園入り口の溝を渡している板の破損。
大人はもちろん、子育てをしていても子どもが小学生になってしまったらもう気づきません。
でも3歳児の足はすぼっとハマる…

そして3歳児がハマりやすい溝には、高齢者や車椅子、松葉杖もハマりやすい。
イクジイ講座などでもお伝えしていることですが、子どもが安全な街は高齢者や障害者も安全な街なんですね。

危険箇所を沢山見つける唯一の方法、それは多様な目で見ること。
危険箇所点検を市民がする意味は、ここにあるんだなと体感しました。

次回は危険箇所の仕分けについて書きます。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]