『お母さん?』の続きです。
この世間の偏りに僕たちはどう対処するのか?
僕が個人でやってるのは、母親ばかりの場面に出かけることです。
そして大勢が座るような場面ではできるだけ前に座る。
けっこう目立ちます。
これはわざわざやってるんじゃないし、がんばってるのでもない。
・ウチは父親が家事育児の主担当をしている。
・話を聞く時は前の席が好き。
・目立つのが気にならない性格(別名KY)。
以上の理由から自然とそうなるんです。
これまで12年間の子育て。
ベビーマッサージ、ベビーサイン、離乳食講座にはじまり、小・中学校になっても、母親が圧倒的多数の環境は変わりません。
でもちょっとだけ、父親の存在感を増す効果はあったようで。
たとえば、
先生など前でしゃべるかたが、
「お母さんがた…」
と呼びかけた後、僕を見て
「…そしてお父さん」
と付け加えてくださること。
けっこうな頻度で体験しました。
先日の、中学校の懇談会では「お母さん」だけで後のフォローがなかったので、後でこっそりその先生に伝えに行きました。
だってその懇談会、僕以外にも父親2人(10パーセント)もいたのにさ。
そういうとき大勢の前で意見するのは苦手なので、僕は個人でこっそり行きます。
(五月蝿い保護者)
この記事の発端となった保育ハンドブックも、公の場でリンク貼って「この本です!ダメでしょ?」はしない。
今回は「もし気が向いたら出版元に直接メールしようかな」程度です。
そうそう、目立つ父親といえば『ウルトラの父』
宇宙警備隊大隊長としての活躍はもちろん、父親という立場でも目立ってました。
かっこええ!
ーーー
当たり前の前提ですけど、夫婦で子育てしてる家庭では、子育ての責任は父母等分にあります。
でもその役割が母親に偏ってることが多いので、責任も母親にあるんじゃない?という勘違いがある。
この勘違いは父親だけじゃなくて母親にもあります。
ということで、この状況に対して僕がオススメする子育て中の親が出来ること。
1 子育ての責任は等分であることを父母ともに自覚する。
2 子育ての場面に父はできるだけ出向き、母はできるだけ父にまかせる。
3 父親は少数派でも気にしない。
何年後かに保育所保育指針が改定されて、それを元にしたハンドブックが出版されるとき、
現実がどうあれ、イラストの男女数は半々にしたい。
育児のイメージを父母同等にしたい。
そのために具体的な活動をしたいかたへ。
FJKはメンバーを募集してます(^^)
最後は勧誘で終わった『保育イラストから考える』シリーズ、
お付き合いありがとうございました。
和田 憲明
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