父が大手術をしてICUに入院しています。

京都の病院に見舞いに行き、久々に1時間話をしました。

男同士って話題がなかったり、会話が面倒くさかったりします。

今回は自分が正職についたこともあり、ゆっくりと仕事の話をすることができました。

 

父と仕事の話をするのは18年ぶり。

僕がテレビカメラマンをしていた当時、阪神タイガースのキャンプ取材で出張していた高知に、

お守りの営業で同じく高知を回っていた父のスケジュールが偶然合ったときのことです。

 

そのときの父の話は、正直ピンときませんでした。

まあ、親父も普通やな、なんて思っていました。

でも今回、父は凄いと感じました。

 

ある方に聞いた話。

「人は10年ごとに一回り深くなるから、若いうちはなかなか見切れない」

同じことを言っているようでも、年長者は自分よりも何十年多く重ねた経験の上で言っている。

意見は同じかもしれないけど1周2周回って深くなってる、という意味です。

 

その説によれば僕よりも3周分は深い親父。

僕自身も高知の当時から2周分深くなったから、同じ父の話でも深みがわかるようになったのかな。

 

父よりも自分のほうが家事ができるからと言って、父を甘く見るのはもったいない。

団塊親父はあなどれないと実感した、団塊ジュニアの息子でした。

 

※2年前、京都府×FJKの事業「子育ての達人養成講座」を受講して、保育園にボランティアに行った父。

 

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]