SF。タイムトラベルもの。猫もの。

元祖バック・トゥ・ザ・フューチャー。

 

この小説を最初に読んだのは15歳のとき。

あまりにも面白くって、それから少なくとも5回は再読してる。

読むたびに、面白さは変わらないけど、面白い部分は変わる。

 

今回は12年ぶり6回目。

とうとう僕は主人公ダニエルの歳を超えてしまった。

 

前回まではぜんぜんひっかからなかったのに、今回初めて面白いと感じた部分がある。

家事手伝いロボットを作る主人公ダニエルが、友人夫妻にその難しさを説明する場面。

 

ここから引用

———

「皿洗い皿洗いといっても、なかなか馬鹿にはできないんだよ。要するに、皿洗いは、非常に複雑動きが必要だ。煉瓦を積んだり、トラックを運転したりするような、どっちかといえば単純なお決まり仕事じゃない、判断力を要する仕事だからね」

「まあすてき!とうとう、男のひとで家事のわかるひとをみつけて、こんな嬉しいことはないわ」

———

引用終わり

 

主夫業を体験したあとだから理解できた彼女の感激。

 あ、ちなみにお掃除ロボット『ルンバ』が作中で予言されてます。

『文化女中器(Hired Girl)』というおしゃれな名前で。

 

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]