USJのフラングダイナソー、1回めに乗ったのは1年前のオープン当初。

散々並んで「ああ、乗った」だけが感想でした。

覚えているのはひたすらすごい遠心力だけ。

 

先日、そのフライングダイナソーを連続3周しました。

小雨の平日、めっちゃ空いてたので調子に乗ってたんです。

続けて4周目に行かれた僕より調子に乗ってるカップルもいらっしゃいました。

 

1周目、遠心力を覚えていたので、踏ん張ってみました。

頭は前方を見る、腕はしっかりバーを掴んで揺るがない、足も突っ張っておく。

 

2周目、全てを任せて振り回されてみました。

力を抜いて頭も手も足もぶらんぶらん。ひたすらわーあーって翻弄される。

 

さて、その結果は…

ザ・フライング・ダイナソー

無駄。

 

圧倒的なプテラノドンの力の前に私の努力は無に帰しました。

踏ん張ろうが力を抜こうが、ただただ振り回されてスタート地点に戻るだけです。

当たり前やけど。

 

で、3周目はそのどちらでもなく、踏ん張るも力を抜くも意識せず。

それでも人間、勝手に踏ん張るころでは踏ん張るし力を抜くところでは抜くんですね。

自分の身体を意識しなかった代わりに、景色をたっぷりと楽しむことができました。

 

人生も似たようなもの。

圧倒的な力に振り回されて、同じところに戻ることもあるかもしれない。

それでもまた次の周に挑む。

結果は同じに見えるかもしれないけれど、自身が得たものはある。

次の「乗り方」の選択肢は増えている。

 

さて、「4周目行こ!」のカップル。

「次は♪とんでとんで回って回って(©円広志)歌いながら!」

間違いなく関西人やね。

 

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]