理事長 篠田厚志
大人になって気づいた体験の少なさ
私は、子どものころから家族旅行も遠くに出かけたことも、ほとんど記憶にありません。
平日は学校、土日は野球三昧。
学校も野球も楽しかったし大好きでした。
毎日、学校と野球しかなかったけど、そんなライフスタイルに何の疑問も抱くことはありませんでした。
そんな私が、学校を卒業して就職先を考え始めたとき、ふとある疑問が頭をもたげました。
「おれ、何したいんやろう?」
「おれ、何してきたんやろう?」
学校に行き、部活に打ち込み、アルバイトに勤しむ。
普通のライフスタイルに疑問を抱くことなく過ごしてきた結果、自分で選択をしなければならなくなったとき、まったく選択肢を持てていない自分に気が付いて愕然としました。
子どものライフスタイルは大人の力が必要
子どもは、自分のライフスタイルに疑問を持つことなどほとんどありません。
だって、そもそもの経験値も知識も少なく、疑問を持つことすらまだまだ難しいからです。
でも、そのままいくと、僕のように、いざというときに選びたいものの少なさを前に、愕然としてしまうかもしれません。
そうならないためにも、大人たちが子どもにたくさんの選択肢を紹介し、経験をさせてあげることは必要不可欠だと思うのです。
日本の大人は世界でもっとも好奇心が低い
私は、33歳の時に大阪府庁を辞めました。
12年間働いて、多くの経験を積んだはずでした。
でも、辞めたときは相変わらず
「おれ、何したいんやろう?」「おれ、何してきたんやろう?」。
12年間、バリバリ働いていたようで、実は思考停止したライフスタイルで、日々の忙しさに疑問を持つことすらなかったんです。
就職するときと同じくらい愕然としました。
日本の大人は、世界で最も知的好奇心が低いのだそうです。
大人になってもライフスタイルに変化は起こりづらいものなのだと、このときようやく気付きました。
限られた時間で最高の体験を
私が何よりも実現したいことは、
「すべての子どもが世の中にワクワクする」ことです。
どこで、どんな生き方をしている子も、みんなワクワクすることができる。
そのためにはいろんな生き方、世の中のいろんなことを知るのが大切だと思うのです。
そして、それはできるだけ早いほうがいいんです。
子どもたちが世の中のいろんなことを、できるだけ早く知り、体験するには、子どもたちのもっとも身近な存在である、親たちの力が必要不可欠です。
でも、私たち父親は、子どもと過ごす時間が1日1時間ほどしかありません。
子どものことをもっとも身近で応援したいはずなのに、その時間が全然とれていない。
すぐに、その時間を増やす魔法はありませんが、その時間を素晴らしいものにする魔法はあります。
それこそが「父子ツアーinシアトル」なんです。
最高の体験をたくさんの人に
限られた時間で素晴らしい体験を、できるだけ低いハードルで実現することが必要だと考えた私たちは、
クラウドファンディングによって資金を集め、子どもの体験を増やす基金を立ち上げました。
そうすることで、
たくさんの子どもが多くの体験を得て、選択肢の少なさに困ることなく、世の中にワクワクすることができるはず。
そう考えたからです。
これまで、多くの父親が「費用」を理由に諦めてきた父子だけ特別なツアー。
その実現は、きっと、大人も子どもも子どもの未来にワクワクする第一歩になる。
そう信じています。
父子のワクワク「父子ツアー」へ【無料】でご招待!
子育てをもっと面白くしたいと願い、行動している父親のなかから3組の父子に、この夏、シアトル6泊8日モニターツアーに無料でご招待します。
参加費
無料(伊丹〜シアトル間の航空券代、現地宿泊費をFJKが負担します)
ツアー スケジュール
7月28日(金)
※現地時間
イベント&観光DAY
朝:SEATAC着 11:00
昼:市内観光(パイクプレイスマーケット/スターバックス1号店/スターバックス本社)
夜:セーフコフィールド シアトルマリナーズ NYメッツ戦 観戦(花火ナイト)
<シアトル市内泊>
イベント&観光DAY
朝:シアトルセンター(スペースニードル、チルドレンズミュージアム、噴水や遊具で遊ぶ)
昼: 〃
夜:SeaFair Torchlight Paradeに出る(シアトル神戸姉妹都市協会として)=現地との交流
<シアトル市内泊>
【3日目】
7月30日(日)
※現地時間
現地交流DAY
朝:ファーマーズマーケット
昼:現地ファミリーとのBBQやハイキングなど=現地との交流
夜:フリー
<シアトル市内泊>
【4日目】
7月31日(月)
※現地時間
社会見学DAY
朝:マイクロソフトツアー、お話を聞く=現地との交流
昼:マイクロソフトキャンパスで昼食後移動、ボーイング工場見学
夜:フリー
<シアトル市内泊>
【5日目】
8月1日(火)
※現地時間
自由行動DAY
朝:一日父子で完全フリータイム
昼: 〃
夜: 〃
<シアトル市内泊>
【6日目】
8月2日(水)
※現地時間
自然体験DAY
朝:移動(国立公園マウントレーニアへ)
昼:山歩き
夜:星空観賞
<マウントレーニア モーテル泊>
【7日目】
8月3日(木)
※現地時間
帰着
朝:早朝マウントレーニア発、空港へ
昼:SEATAC発
夜:機内 <機内泊>
父親の「子に伝えたい思い」をお寄せください。
父子ツアー開催にあたり、「父から子への思い」コンテストを実施します。父親または母親として、これまで感動した出来事や思い出、物語をお寄せください。厳選なる審査を通過した3組の父子をツアーへとご招待いたします。
大切なことは、父親の感動!
内に秘めた「感動体験」を教えてください。
- 海外に行きたい!
- 趣味の世界を巡りたい!
- 諦めた夢を追いかけたい!
- 楽しい時間に没頭したい!
- やったことないことに挑戦したい!
父親であれば誰しも抱いていることでしょう。そんな欲求を叶えるべく、実際に行動し、得た感動はなにものにも代えがたいもの。
そんな父親たちの中にある「感動体験」、そして「わが子への思い」をぜひお送りください。
父親に変わって欲しい!ぜひ母親からの推薦も
父親の感動は、母親の感動でもあってほしい。私たちはそう願います。
また「父親に変わって欲しい!」「いつもとは違った夫が見たい」。そう願う妻(母親)も多いことでしょう。
母親の感動を生むためにも、父子ツアーを通じて「父子だけの特別な感動体験」をしていただきたいと思います。そこで得られた感動は、母親へきっと伝播するはずです。
父親による今回のツアー応募に際して、ぜひ母親からの推薦の声をお送りください。
募集要項はこちら!
※5/29をもちまして応募申込を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。厳選なる審査を行い、書類審査通過者の方にのみ通過のご連絡をさせていただきます。
募集テーマ:
募集内容:
応募に際して、下記の2点を提出ください。
- 【提出書類 ①】父親は、上記の募集テーマに沿ってWord形式で1,000文字以内にまとめてください。
- 【提出書類 ②】母親は、今回の父親の応募に対する「推薦書」をWord形式で500文字以内にまとめてください。
※「推薦書」には、推薦理由(例:なぜ参加したほうがよいか・なぜ参加してほしいのか)をお書きください。
※父子家庭の方は、母親以外(祖父母)の推薦を可とします。
応募締切り
選考の流れ
- 当ページ内にある「応募フォーム」より必要事項を記入し、提出書類2点を送付ください。
- 応募締め切り後、厳正な書類選考を行います。
- 書類審査通過者には、6月上旬に面談を行い、最終通過者3組の父子に、7月末からの父子ツアーにご参加いただきます。
留意事項
- 参加費につきまして、ご自宅〜伊丹空港までの交通費、現地での食費・お土産代、パスポート申請費用はご参加者の負担となります。
- ツアー期間中または終了後、参加者にはツアーに関する感想やアンケートへの回答など取材のご協力をお願いします。
- ツアー期間中に撮影した写真は、主催者であるファザーリング・ジャパン関西のSNS等での情報発信ほか以後の広報活動に使用します。
- 選考理由などのお問い合わせには原則応じられませんのでご了承ください。
- 障がいやアレルギーがある方は、事前にご相談ください。
- 現地での事故やトラブルには、できる限りのサポートはさせていただきますが、原則として必ず海外旅行保険にご加入いただきます。
- 選考結果のお知らせ後、参加できることになりましたら、パスポートをお持ちでない方はすみやかにパスポートの取得手続きをしてください。また、申込み用紙や海外旅行保険の申し込み手続きなどの書面の提出をお願いすることになりますので、すみやかなお手続きをお願い致します。
- パスポート取得にかかる費用、旅行のためにご準備いただくお手荷物やお持ち物の費用、現地でかかるお土産などの個人の諸費用、ご自宅から伊丹空港までの往復交通費については、各自でご負担をお願いします。