令和3年6月に「男女ともに仕事と育児・介護を両立できる社会を実現する」という主旨のもとに育児・介護休業法が改正されましたが、本年4月からその施行が段階的に開始されており、いよいよこの10月1日からは「産後パパ育休」が取得出来るようになります。

働くパパ・ママにとって育児・介護休業が取得しやすくなった一方で、企業側には、育児・介護休業を取得しやすい環境づくりが義務化される等、法改正への対応を迫られています。

FJKの開催するこのセミナーでは、メンバーの社労士による専門家からの改正育児・介護休業法の詳しい内容の説明と、実際に育休をとったことのあるパパからの生の声を聴いていただきます。

「働くパパ・ママ向け」と「経営者・人事担当者向け」の別々のセミナーとして開催します。それぞれの立場ごとに押さえるべきポイントをしっかりつかんでいただける内容です。

イベント情報

  • 日時:9月29日(木)
    経営者・人事担当者向け 15:30~17:30
    働くパパ・ママ向け     18:30~20:00
  • 場所:オンライン
  • 費用:無料

主な内容

<働くパパ・ママ向け>

  • 改正前後で何が変わったのか?
  • ママの母体を守る産後パパ育休
  • スムーズに育休を取るには?(職場と家庭との関わり方のコツ)
  • 実際にパパが育休をとることのメリット・デメリットは?

<経営者・人事担当者向け>

  • 改正前後で何が変わったのか?
  • 企業側が押さえておくべき対応は?(個別確認の手法、ハラスメント防止策)
  • 改正育児休業法は、「働き方改革」「生産性向上」の浸透度合い「リトマス試験紙」

講師紹介

藤原弥季(社会保険労務士)

藤原弥季社会保険労務士事務所 代表
大阪大学法学部を卒業後、三菱電機株式会社に入社。人事部門に配属になり6年間勤務。採用、研修、労務管理、等多岐にわたる業務を経験する。30才を前に、夫の仕事の関係で退職して米国へ。現地の大学院に入り人事労務を学んだ後、生まれ故郷の神戸に帰り、子育ての傍ら会計事務所に就職。ここでも6年間勤務し、最終的には個人・法人合わせて約50件の顧客を担当した。そんな中、企業の成長には「人」に関するサポートが必要であることを痛感し、社会保険労務士試験の受験を決意。2010年に合格、2011年に独立開業し、現在に至る。大企業から中小企業まで、多くの企業に接した経験を活かし、労務トラブルを未然に防ぐ人事コンサルティングを行うと共に、ハラスメント防止研修や女性社員研修、管理職研修など、働きやすく成果をしっかりあげられる職場にするための研修も積極的に行っている。また、自身の専業主婦やパートタイマーなどの経験を活かし、一般向けに女性の働き方に関するセミナーも行い、わかりやすいと好評を得ている。

浅山貴宏(FJK理事)

NPO法人 ファザーリング・ジャパン関西 理事
◎仕事:大阪の地下鉄の会社勤務(総合職)本社で初の育児休業取得(2010年)
◎得意分野・FJKでの役割:イキメン・審議員ネットワーク作り(イキメン実践プロジェクト)、育休・育児講演、読書会パパ、夢共有フォトブック会、すみっコぐらし検定(すみっコマニア)
◎講演会・イベント事例:
・大学での育休育児講義、人生学び直し簿記講座(全10回)
・京都府議会「子育て環境の充実に関する特別委員会」に参考人として意見陳述
◎所属(兼業承認済) :
・京田辺市男女共同参画審議会審議員
・一般社団法人京田辺市文化協会役員
・フードバンク京田辺リーダー
・てんとうむし幼児園アドバイザー