毎年恒例のしあわせの村キャンプを開催しました。
お子さんやご本人の体調不良などで何件かキャンセルはあったものの、のべ大人13人、子供21人の、計34人が参加しました!
(大人は全員が男性)
今回、息子さんを連れて初参加したメンバーが、当日の様子をレポートにまとめてくれました。

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FJKメーリングリストで流れてきた案内。
「全くイベントめいたものはありません」と言う文字に、面白そうと思い、申し込みをしました。集合時間も、解散時間も書いて無く、食べたい人はお米と野菜を持ってきて、と書いてあるのみ。

当日の二時頃に行くと、すでに数名の方がタープを設置しながら、肉を焼いていました。
タープのペグを打つのを手伝おうとするが、挫折。
11家族が集まった時点で焼き肉が始まりました。

子ども達は、肉をたべ、トウモロコシや野菜を焼き、飯盒のご飯を食べ、デザートにマシュマロのあぶり焼き。
知らないうちにスイカ割りが始まり、子ども達は次々と目隠しして、棒を振っていました。
子どもも大人も混ざって、話し、遊び、食べていくと、夜が更けていきました。(その間に、片付けてくださった方も)

みんなでお風呂に行って、さあ、夜の語らい。
その時、こんなことがありました。
ある子が「たき火で話したい」と言い出しました。
けど、声が小さくて、周りに聞こえてない。
そっと「(たき火を片づけている方の)近くへ行って伝えてごらん」と背中を押してみました。
その子は、たき火の近くへ行って「たき火で話したい」と再度、伝えると、
周りに聞こえて、「では、たき火を囲みながら」となりました。

たき火を囲みながら、しばらく話して子どもたちは就寝。
あとは、大人だけで夜に到着した理事長の桜井さんをお迎えして、たき火談義。
深夜、雨が降り始めたので、片付け、雨対策をして、みんな就寝。

翌朝、雨が降ってました。
タープの下で雨宿りしながら、お湯を沸かして、コーヒーを。

そして、朝食のカートンホットドッグ。
コッペパンにチーズ、野菜、ウィンナーを入れ、アルミホイルで包んで、牛乳パックに入れる。
牛乳パックに火を付けて、完全に燃えたら、熱々のホットドッグの出来上がり。

子どももおとなも、次々と作って燃やします。
あとは、パパの一人が作る絶品のオムレツとホットケーキ。

朝食が終わると、子どもたちは雨の中でサッカーしたり、手品したり、お話しをしたり。
例えば、天国と地獄があるんだって、死んでから生き返った人がそんな話したんだって。
死刑って、死ぬまで20分くらいかかるんだって、などなど。
こんなエピソードがありました。

その中で、ある子がライターを持ってきて、「ライターに火を付けてみたい」と。
それで、みんなで、ライターに火を付けるのに挑戦。
すぐにつく子、なかなかつかない子、持ち方が悪くて、金属部分でやけどする子。いろいろでした。

「(偶々、近くにいた虫を)燃やしたい」と言い出す子も。
他の子は「かわいそう」というが、「どうして火をつけてみたいの?」と聞いてみる。
その答えは、哲学的で興味深かった。

そうやって、時間がすぎ、帰宅時間。
雨の中、アウトドアに、イベントに慣れた方々が手慣れた感じで、タープを分解し、片付けていく。

またね、と言って帰宅。
とても、楽しい時間でした。