3月23日(土)、FJKロードショーをzoomで開催しました。
今回のテーマは「気持ち悪い」。
このテーマから連想された映画を、
それぞれの参加者が持ち寄りました。
発表された映画は以下の5本。
📽️「死刑にいたる病」
「不適切にもほどがある」で最近話題の阿部サダヲが連続殺人犯の死刑囚を演じる。ある日、主人公の元に刑務所から届いた一通の手紙。かつての知り合いの死刑囚の男は、7件の殺人で罪が確定しているが、そのうちの1件は自分の犯行ではないと言い、主人公に真相を調べるよう迫る。死刑囚の人を巻き込む力、様子が気持ち悪い。
📽️「アリータ・バトルエンジェル」
日本の漫画を原作としたサイボーグSFアクション。主人公は脳と顔まわり以外は全て機械。生身と機械の境目の主人公たちが、戦いの中で遠慮なく破壊されていく気持ち悪さ。主人公が300年前にサイボーグになった理由はまだ謎。主人公はパフォーマンスキャプチャーで俳優の動きと表情を取り込んでいるが、目がすごく大きい。まあ、サイボーグ少女をアラフィフ男が推していることが一番、気持ち悪いかも!?
📽️「早射ち野郎」
砂漠、馬、拳銃、ウィスキー、賞金首・・・典型的な西部劇なのに、なんと日本映画!主役は宍戸錠。西部劇を日本人だけで進める気持ち悪さ。しかし、気持ち悪いと感じるのは映画ではなく、固定観念に捉われている自分自身に問題があるのでは?作り話のエンターテイメントなのだから、そこから解放されたらもっと楽しめるようになる。
📽️「善き人のためのソナタ」
1984年の東ドイツ、国家保安省の将校である主人王は、西側とのつながりを疑われる劇作家と、その恋人の女優の生活音をずっと盗聴し続けている。盗聴を続ける中でわかってきた真実と、心が動かされ始める主人公。東ドイツ社会主義体制の気持ち悪さ。アカデミー賞の外国語映画賞も受賞した作品。ごく一部の配信サービスでしか観れない。
📽️「空気殺人」
韓国で肺の不調者が急増。その謎に迫る検事が、どの不調者の家にも加湿器と、殺菌剤があることに気づく。さまざまな思惑から一枚板ではない被害者の会。訴訟をどの国で起こすかで賠償額も大きく違ってくる大人の事情、製薬会社の裏工作と被害者への取引の持ちかけ・・・。家族の健康のためにした事を悔やむ人たちがいる中、大人の思惑が交差するのが気持ち悪い。
最後に投票を行い、一番観てみたいと思った作品には
「善き人のためのソナタ」が選ばれました!
今回も発表はしないギャラリーの方も交え、
トークや感想も盛り上がる一夜となりました。
次回は4月20日(土)21:00〜
テーマは「旅」となりました。
ゴールデンウィーク前、
どんな旅の映画と出会えるのでしょうか?
参加申し込みは以下より。