昨年、4Kリマスターとして上映されて、
大きな話題となった(?)黒澤明監督の映画、「七人の侍」。

改めて劇場で見て、感銘を受けたメンバー七人(子供含む)がオンラインで集まり、その素晴らしさを語り合う会を開きました。
「これほど、すごい映画はない!」という点で、全員が一致しました。

まず参加者が順番に、憶測も交えながら、一人一人のキャラの魅力とエピソードを語っていきました。

  • 人望が厚く、沈着冷静に全体を見つめ、指示を出す大将役の勘兵衛。最初に頭を剃るシーンは本物の髪!?
  • コミカルなシーンが多いものの、実は百姓出身で捨て子だった過去を持つ菊千代。実はほとんど彼が物語を進めている!?
  • 前髪もまだ剃っておらず、戦の最中に恋までしてしまう未熟な若者の勝四郎。服装のモデルは桃太郎!?
  • 軍学に通じ、弓の腕も確かな実力の持ち主、五郎兵衛。その凄さは「ご冗談を」の一言でわかる!?
  • かつて勘兵衛と共に戦い、偶然に生きて再会を果たした槍使いの七郎次。4Kリマスターで際立ったのはモチ肌!?
  • 茶店で薪割りをするほど金がないが、明るくおおらかな性格でムードメーカーの平八。なぜ暗闇だったのに銃弾が当たったのか!?
  • ストイックに修行の旅を続けてきた、剣の達人の久蔵。今回の戦いには死に場所を求めて参加した!?

全員が侍として武勇に優れている訳ではありません。
だけど、誰一人として欠けるわけにはいかなかった。

違った個性の七人が力を合わせ、強力なチームとして成果を上げる姿は、現在の組織づくりの参考となるのではないでしょうか?

また、色々なトリビアや印象的だったシーンが次々と話題に。

  • 撮影には望遠レンズを多用。そのため一人一人の人物の表情が際立つ。4Kで目の輝きもより分かりやすくなっていた。
  • 家に火をつけるシーンは、マジで燃やしたらしい。砦に至っては、燃え方が気に入らないからと再度建てて燃やしたとか・・。
  • 劇場での休憩は5分程度のはずだが、トイレが混むためか、実際は10分くらい待ってくれていた。客はおじさんが中心。
  • 時代考証から言うと、百姓が一方的に搾取される状況や、女性の貞操観念など実際とは違うと思われるが、作品の価値を損なうものではない。
  • 七人であることには意味がある?実は、黒澤明がストーリーを考える中、八人じゃ多いと思って決まった数字。

などなど。有名映画なので色々なエピソードが残っており、話題が尽きることはありません。

最後に、七人の侍を再度映画化するとしたら・・・と言う話題になりました。

「カラー化する?」
「時間を短縮する?」
「出演者を今風のイケメンに?」
「サブスクで連続ドラマ化?」
「思い切ってアニメ化?」

・・・色々な意見が出ましたが、結論として、

「つべこべ言わずに、オリジナルの映画を見るのが一番!」

と、なりました。

今回参加したメンバーの一人は、5歳と6歳のお子さんを連れていったそうです。
菊千代が落馬するシーンでは、映画館に響くような笑い声をあげて楽しんでいたとか。
令和生まれの子が見ても、面白い映画なのです。

今回も映画を通じて語り合い、共感し合い、楽しい時間が過ごせました。

ファザーリング・ジャパン関西では毎月の映画を語る会「FJKロードショー」をはじめ、会員も、会員でない方も一緒に楽しめるイベントをたくさん企画しています。

よろしければ、一緒に楽しみませんか?

イベント情報はホームページで随時公開しています。