世間にコロナウイルスが蔓延するその昔、FJKでは定期的に公開型勉強会を開催していたことをご存じですか??2019年5月を最後に途絶えていた公開型勉強会の復活を望む会員たちの熱意により、このたびプレではありますが約4年ぶりに開催することができました。

時は2023年3月3日(金)、世間では各家庭で雛祭りが催される中、大阪府梅田の大阪市立生涯学習センターにて『「パパ友の繋がり方探求」~パパの孤立・孤独解消~』をテーマとして10人(オンライン1人)のパパたちが集まりました。

この日のゲストは子育てサイト「パパしるべ」の編集長で兼業主夫放送作家の杉山錠士さん(通称:ジョージさん)です。ジョージさんは千葉県在住ながら何故かFJKの会員であり、関東から我々の活動を見守りサポートしてくれる素敵なパパです。

今回は、パパしるべの取組みや「オレのワンオペ秘密基地」の実証実験の結果から、我々の活動の根幹でもあるパパ友の繋がり方について、話題提供いただき議論を交わしました。果たしてパパ友を繋ぐものは何なのでしょうか??皆さんも考えながら読み進めてみてください。

①ジョージさん基調講演

朝比奈さんによる開会、桜井理事長による挨拶の後、ジョージさんの基調講演スタートです!これまでの取組みとして、パパしるべ公式:付けているだけでパパとわかる「PAPATO」グッズの開発や、ひとりで子どもを公園に連れて行ったパパ同士を繋ぐ「ワンオペ秘密基地」の取組みの紹介がありました。

過去7回(関西では2回)の「ワンオペ秘密基地」の実績を踏まえ、「おせっかいな人が3人必要」「参加ハードルの低いイベント趣旨の設定」などの振り返りが挙げられましたが、最大のポイントは「何か楽しそう!という想いを伝播させること」とのこと。

子どもと一緒に遊んで楽しそうに笑っている。これこそがFJKが目指すパパ像であり、無理矢理パパ友を繋げるのではなく、楽しくしていたら自然発生的に繋がり・拡がることを目指していこうということで中締めとなりました。笑てるパパがええやん!

②パネルディスカッション(というか座談会)

第2部では特定のメンバーによるパネルディスカッションを予定していましたが、参加者全員が加わって座談会形式で進行し、パパ友の繋がり方をより深く探求していきました。会の中では以下のようなコメントがありました。

  • パパ同士の向きを→←から→→へ変える
    (向かい合うのではなく横並び)
  • 作っている見えない壁を超える
  • 組織に慣れているので目的と役割分担が必要
  • 共通言語と特定のプロジェクトが必要
  • バルーンアートは最強 etc..

最後の方はどんどん難しい話になっていきましたが・・・一つのモデルとして「バルーンアートを3か月で1,000人の子どもたちにプレゼントする企画を立ち上げてパパたちに協力してもらおう!」というアウトプットが出てきました。

これはあくまでも1つの例ですが、子どもたちのために楽しいプロジェクトを立ち上げ、みんなで力を合わせて奮闘するというのはパパ友を作る上で重要なことだと思いました。本日は時間の関係によりここでお開きとなりました。

最後に浅山理事から締めと今後に向けた挨拶がありました。世の中のパパたちのため、子どもたちのため、まだまだすべきことがある!と決意を固め、引き続きパパ友の繋がり方を探求していきたいと思います。

最後まで読んでいただいたそこのパパ!この探究活動は今後も続けていきますので、次回は是非ご参加ください。