6月冒頭に開催したFJKの読書会。
初参加のメンバーがたくさんいらして、新鮮でした。
テーマは「わかれ」。

一冊目はハードなノンフィクションからはじまりました。究極の別れのひとつです。

📕『遺体: 震災、津波の果てに』(石井 光太)

続いてフィクション。呑気に見えて中盤に別れの物語がはさまっている。
📕『その本は』(ヨシタケシンスケ, 又吉直樹)

兄弟イベントFJKロードショーで紹介されたアニメ映画版から触発されての紹介。
📕『かがみの孤城』(辻村 深月)

コミックからも。ファンタジー世界で寿命が違う種族同士の出会いと別れ。
📕『葬送のフリーレン』(山田 鐘人, アベ ツカサ)

最新のニュース、そして故人との交流の思い出から。
📕『上岡龍太郎かく語りき―私の上方芸能史』(上岡 龍太郎)

他人の出会いや別れなんてどうでもいいじゃん。友人同士や夫婦間のイライラ。
📕『嫌いなら呼ぶなよ』(綿矢りさ)

何かを始めるためには何かと別れる必要がある。
📕『トランジション ――人生の転機を活かすために』(ウィリアム・ブリッジズ, 倉光 修, 小林 哲郎)

そして最後はご自身の娘さんの結婚式でスピーチしたばっかり。スピーチに引用した言葉が入ってる。
📕『日本一わかりやすい 〈新訳〉星の王子さま』(サン=テグジュペリ, 永嶋 恵子)

以上の中から投票で選ばれた「一番読みたくなった本」は
嫌いなら呼ぶなよ
でした。

夫婦間や友人同士、身近な相手とのコミュニケーションについて意見が交錯しました。

次回読書会のテーマは「正義justice」。
6/30(金)21:00―
お楽しみに!