2025年3月16日にオンラインにて開催された「食器洗いに関する勉強会」。
講師の高橋さんの食器洗い愛が冴える、とっても楽しくてためになる時間でした!
当日は、参加者からの質問が耐えないにぎやかな時間となりましたが、参加者のひとり、己波さんに開催レポートを書いていただきました。
開催レポート
みなさん、スパチュラって何だかご存知ですか?
(知っているあなたは、お菓子作り好きさん?)
※スパチュラはこんなのです!
先月開催されたオンラインでの食器洗いに関する勉強会では、このスパチュラが大活躍するお話でした。
男性の家事・育児参画が声高に叫ばれるようになってずいぶん経ちますが、「食器洗いに関する講座」って、有りそうで無かったと思いませんか?
食器洗い。
ちなみに、私は家事の中でも嫌いな部類に入ります。
だって、めんどくさいですもん。
食器を洗うときに、ベトベトギトギトしたのが手に絡むのとか…..
カレーのお鍋の後処理とか……
ほんと嫌になっちゃいますよね。
そんな嫌な気持ちをものともせず、家庭の食器洗いの9割をこなし2024年は年間約90時間を食器洗いに時間を費やした高橋さんが食器洗いを楽にするあれこれを伝授してくれました。
(高橋さんは食器洗いの時間、洗った食器等をカウントするくらい食器洗いが大好き)
準備する道具からはじまり、食器洗いの前準備、食器の運び方、食器洗いの手順、食器洗いが夫婦にもたらす効果、と多岐にわたって解説。
その中でも、私がお伝えしたいのは食器洗いの”前準備”。
いやいや、食器洗うのに前準備するとか嫌やわ。
そう思ったあなた。考えを改めましょう。
前準備があるかどうかで、食器洗いの時間や洗剤・水の使用量が大幅に変わってきます。
そして、作った食材を無駄なく消費することにもつながります。
では、ここで改めてスパチュラを紹介。
スパチュラ【spatula】
食材を混ぜたり、練ったり、裏ごししたりするのに使うへら。木製・シリコン製などがある。クリーム状やジェル状の化粧品を容器からすくい取るのに用いるごく小型の樹脂製のもの、彫金などに用いる金属製の工具などもいう。「スパチュル」ともいう。
お菓子作りなどが好きな方は、よく使う機会があるアレです。
(私は名前知りませんでした)
これがほんと用途に目から鱗でしたが、お鍋やフライパンなどの調理した器から移す際、スパチュラを使って綺麗に器からすくい取るんです。
そうすることで、食べ物を余すことなく使用することもできます。
カレー鍋をだって、スパチュラを使って綺麗にすくい取っておくと、驚くくらい後々洗うのが楽になります。
きっちりすくい取ることで、幼児さん1人分のカレーくらいの量は取れそう!
(高橋さんがスパチュラで綺麗にすくい取ったカレー鍋の写真を見ましたが、洗い終わり後?くらい綺麗でびっくりでした)
さらに食事後も、食べ残しなどが発生した際にスパチュラが大活躍。
保存容器などに移したりするときにもスパチュラを使って移すことで、お皿はピッカピカ。
ギトギトしてないお皿だと、洗うときの気持ちに大きな差が出ますよね。
あわせて水や洗剤の使用量も。
食器を洗う人がスパチュラを使って全部やるとなると大変ですが、みんながスパチュラで綺麗にしたら洗う作業もずいぶん楽になります。
スパチュラ1本で、食器洗いに革命が起きますよ!
(食べ終わった後に捨てる場合は、スクレーパーですくい捨てると同様にピッカピカになります)
たかが食器洗い。されど食器洗い。
食べるひとりひとりが意識を変えることで、いろんな面に好影響が出ます。
(洗う相手を思いやる気持ちも生まれますしね)
ぜひ皆さんも、スパチュラを手に取って食器洗いを楽しんでみてください!
今回開催された勉強会の概要
① 日時:2025年3月16日(日)21:00~
② 開催方法:オンライン
③ 内容:食器洗いの事前準備からストレスなく済ませるコツについてお話しします。
講師プロフィール
高橋謙司 個人事業主
NPO法人ファザーリング・ジャパン関西会員
共働き家庭で4人家族。趣味、食器洗い。
結婚10年間で家庭の食器洗いの9割以上を担当(2024年実績:食器洗い時間、89時間40分。食器数、16,804点)
食器洗いを楽しみながら効率よく済ませるコツを考え続けており、パパの食器洗い仲間を増やすために情報発信中。
※詳細はこちら⇒「食器洗いに関する勉強会」