芦屋市職員研修の会場の様子

2026年10月15日(木)、芦屋市からの委託で、芦屋市役所の職員研修にFJKメンバーが登壇しました。

(※)今回のレポートは、パネルディスカッションに登壇したFJKメンバーの吉村さんに執筆していただきました。

はじめての講演登壇のお誘い

ある日、副理事長の堀さんから「芦屋市からの委託でワークライフバランスに関する講演があり、そこでのパネルディスカッションの話し手として登壇してみないか」というお誘いをいただきました。

講演という場で話す機会は多くはありませんでしたので、最初は戸惑いましたが、よい機会だと思い直し、お手伝いさせていただくことにしました。

会場は、芦屋市役所に隣接する男女共同参画センター ウィザスあしやの大きくてきれいな会議室です。不慣れな私は内心ドギマギしながら平常心を装っていたのですが、堀さん、一緒に参加した河田さんはもちろんのこと、芦屋市の職員の皆さんが気さくに声をかけてきてくださって、歓迎されていることが実感できました。

前半:堀副理事長の講演

講演する堀副理事長

前半約50分は堀さんの講演でした。

タイトルは「安心して育児休業を迎えるための両立応援研修~自分らしい働き方の選択と、支え合えるチームのつくり方~」です。

堀さんが前職の組織で、男性職員として初の育休を取得されたという貴重なお話を、暖かさとユーモアを交えた切り口でお話されている姿が印象的でした。

講演に耳を傾ける芦屋市職員の皆さん

また、講演を聴かれている芦屋市の職員の皆様が、真剣に耳を傾けている様子も印象的でした。とくに堀さんのご友人が過労で亡くなった、というお話をされている場面では、目元を押さえている方もちらほら見られました。

堀さんのお話から、育休は取る人やその同僚だけの話ではなく、組織の全員に関係のある話なんだ、というメッセージを感じ取ることができました。

「皆さんは、何のために働いていますか?」

講演の最初と最後に出されたこの問いかけは、一日過ぎた今も私の頭の中でリフレインしています。

後半:パネルディスカッション

パネルディスカッションに登壇する吉村さんと河田さん

後半30分くらいは、私と河田さんのパネルディスカッションとなりました。私と河田さんの話にも職員の皆さんがうなずいてくれたり、笑ってくれたりしていて、とても話しやすい雰囲気でした。最初の心配は杞憂だったなと感じています。

河田さんは、コロナ禍の中でご長男が生まれたとき、立ち会いが許されず、夜中に病院の外で待ちぼうけ状態になったそうです。妻の出産に13時間ずっと立ち会うことができた私にとって、このお話は衝撃的でした。

私たち3人の子どもが生まれた頃には多少の時代のズレがあるものの、いずれも今より育休に対して理解がなかった時代だと感じます。

そんな話をしていたのですが、講演終了後に芦屋市の人事課の方が話していたことがとても印象に残りました。

「形式だけの育休じゃなくて、本当に意義のある育休を取ってほしい。」

育休を取得すると制度上の優遇措置がありますが、それだけを目的とするのではなく、夫婦や家族の絆を深めるための「意義のある育休」を求める姿勢が本当に素敵でした。時代が着実に変わってきていることを実感しました。

おまけ:カレー屋さんでアツいパパトーク

ランチのカレーとナン

講演終了後は堀さんと一緒に、市役所の方に教えていただいた美味しいカレー屋さんでランチをして、アツいパパトークをさせていただきました。

10~15席くらいの小さい店内で話をしていたのは私たちだけでした。ふと気がつくと、ネパール人の店員さんがうなずきながら私たちの話を聞いていて、ちょっぴり恥ずかしかったです(笑)

おわりに

今回はじめてこうした講演・研修のイベントに参加してみて、FJKの新たな魅力を発見することができたとともに、ワークライフバランスについて考える機会をいただきました。

講演で登壇した私たちも、それを真剣に聴かれていた職員の方々も、何かを学び取ろうとする人たちは素敵だな、なんてことを考えさせられたイベントでした。