2026年10月30日の夜。
「悪女」が出てくる映画について語り合いながら、
そもそも悪女とは何かという話で深く語り合いました・・

オンラインで映画について語り合うシネマポップコーントーク。
参加者は以下のような映画を紹介。

『用心棒』

山田五十鈴さん演じる、ヤクザの妻「おりん」が悪女そのもの。女郎部屋で女性たちを働かせ、安く雇ったヤクザを使い捨てるが、息子だけは溺愛するその姿。そんな完全たる悪女だが、唯一、色気だけが足りない?黒澤作品では「赤ひげ」に出てくる狂女も忘れられない。

『黒い家』

若き大竹しのぶが、恐ろしい悪女を演じる。殺されかかった内野聖陽演じる主人公が、胸をはだけた大竹しのぶに迫られるシーンが強烈。「しゃぶれー!」「下手くそー!」話が通じない、狂った女性が何より恐ろしい映画。

『市子』

杉咲花が演じる「市子」は恋人からのプロポーズ後に忽然と姿を消す。その後、主人公は市子を訪ね歩くが、だんだん市子の知られざる過去や、なぜ逃亡するのかがわかってくる・・・。悪女はミステリアスでないといけない!

『あり得なさ過ぎる女〜被告人よしえ〜』

吉本新喜劇でお馴染みの、浅香あき恵が主演!60代の、さして美しくもない女性が20代〜40代の3人の男性を殺した容疑で逮捕。裁判となるが、本人は「私を奪い合った末に殺し合ったのだ」と言い張る。そんなの、あり得なさ過ぎる!と、誰もが思うのだが・・・。

『スオミの話をしよう』

妻スオミが失踪した男性のもとに刑事がやってくるが、その刑事はスオミの元夫だった。さらに次々とスオミを知っている男性がやってきて、それぞれが思い出話をするが、語る男によってスオミは全く違う性格の女で・・・本当の悪女は、悪意がなく自然体なのかも、と思わせる映画。

『わたしは最悪。』

30歳のユリアは、医大に通っていたが「向いていない」と辞めてしまう。その後、色々な仕事も、どの男たちと付き合いも長続きしなかったが、今は年上のパートナーと暮らしている。そんなある日、招かれてもいないパーティーに紛れ込んだユリアは一人の男性と出会い、お互いにパートナーある身で・・・。悪女の条件は、頭がよく、美人で、性に奔放であること!?

 

悪女って、なんなんですかね?
それぞれの映画紹介の後、そんな話でも盛り上がりました。

アニメだと、ルパン三世の峰不二子は誰もがイメージする分かりやすい悪女ですが、
実はめぞん一刻の音無響子が悪意なく五代くんを翻弄する分、
本当の悪女なのではないのか!?

なぜ「悪女」とは言っても「悪男」は聞かないのか?
「悪漢」という言葉はあるが、「悪女」ほど魅力を感じない。

かつての価値観で、
女性のあるべき姿が良妻賢母という前提があったから、
そこから外れると「悪女」とされるのではないか?

このように話はなかなか尽きませんでしたが、
それはやはり「悪女」という言葉に何かしらの力や魅力があるからでしょうか。

次回は11月14日(土)21:00〜
テーマは「自転車」です。お楽しみに!

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