「なぜ自分はチョコをもらえないのか?」
こんな疑問を持ったことのある男子は日本だけで3000万人はいるはずである。
しかしこの問いの立て方は間違っている。いくら考えても答えは出ない。
問いの立て方を変えよう。
「どうしてアイツはチョコをもらえるのか?」に。

結論から言う。
バレンタインのチョコはプレゼントではない。バレンタインのチョコはお礼である。
なぜ自分はチョコをもらえないのか?という問いを立てる男子ような男子は、根本的な誤解をしている。

バレンタインのチョコはお礼だ。ということはバレンタインにチョコをもらえる男はすでに女子にプレゼントをしているということだ。
そのプレゼントの内容は「幸せな気分」。

「幸せな気分」をプレゼントする方法はいろいろある。
ただイケメンであるということもその一つだ。
イケメンの姿を見るだけで、女子は「幸せな気分」になる。
松本潤にチョコが集中するのは、松本潤が日本中の女子に「幸せな気分」をすでにプレゼントしているからだ。

なぜ自分はチョコがもらえないのか?と問いを立てる男子に聞く。
君はすでに女子に「幸せな気分」をプレゼント済みか?
心当たりがないという君は大丈夫だ。これからプレゼントをすればいい。

心当たりがある。プレゼントをいつもしている。
という君、君は大丈夫じゃない。生き方を変えよう。
君は女子に何かをしてあげたつもりかもしれない。だけど相手の女子はそれで「幸せな気分」になっていないのだ。

バレンタインのチョコはクリスマスのプレゼントではない。バレンタインはクリスマスと違って親が子どもに一方的に幸せをくれるような甘い日ではない。
バレンタインは男がジャッジされる日。
男が女子を「幸せな気分」にするような生き方をしているかを問われる日だ。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]