おたくパパです。

子どもの日常生活が舞台の国民的アニメといえば、
『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』
の4作品であることに異論がある人は少ないでしょう。
(ポケモン、名探偵コナンなどは子どもの日常生活が舞台じゃないのではぶきます)
今でも多くの家庭で普通に親しまれているこの4つのアニメの家族設定には共通点があります。

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それは、母親が専業主婦であること。
この4作品はグラフの左側の時代に原作漫画の設定が決まった作品。
仕方がない、というか当たり前ですね。

a07-1※独立行政法人労働政策研究・研修機構より

平成26年、新たに子どもの日常を舞台にした国民的アニメになる可能性のある作品が始まりました。
それは『妖怪ウォッチ』
子どもだけじゃなく親も巻き込んだ妖怪ウォッチ売り切れ騒動や妖怪メダル争奪戦は記憶に新しいです。

このアニメの家族設定、共働き世帯が専業主夫世帯の1.5倍になった現代に合わせて変わってるだろう…と思ったら、

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ひとりめの主人公、ケータの母親は専業主婦、
ふたりめの主人公、イナホの母親も専業主婦でした。

ずこっ!(昭和育ちのリアクション)
アニメの設定が現実に追いつくのはいつのこと?

専業主婦は大切な役割ですし、この設定が何がなんでもアカンとは言いません。
子どもは素直にアニメを楽しんだらいい。
でも親はちょっとナナメからアニメを見るとより楽しめます。

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毎週「サザエさん」を普通に楽しんでる娘の横で違和感を楽しんでいる僕。
だって、磯野家って東京の世田谷が舞台なのに3世代同居。(現在の世田谷の3世代同居率は3パーセント
おまけに家庭に主婦が2人いるんですよ。

昭和を舞台にした時代劇ならひっかかりませんが、どうやら現代劇らしいところが面白い。
家族の設定も価値観も行動もザ・昭和の価値観に心の中でツッコミながら…

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]