奈良市で開催されている子ども会議に関わらせていただいてます。
奈良市子ども会議とは
去年のニュース動画
子どもが幸せな奈良市を実現するために、子どもの立場から市長に政策提案します。
今年は50人の小学生〜高校生が参加して、7/28から5回の会議を重ねました。
8/16は会議の最終回。
市長への提案書7つを清書する日でした。
PCはありませんので、紙にペンで書きます。
清書、となるとなかなか書き始められない班がありました。
そこでファシリテーターがかけた声は、
「失敗してもええで」
というもの。
「とにかく気楽に書き始めて、失敗したらそれを下書きにしてもう一回書いたらええし」
書き始めにくかった班も、この言葉で書き始めてくれました。
「失敗してもええで」は魔法の言葉。特に小学生以上の子どもに効きます。
児童館でコマ回しを教えている金坂パパも同じことをおっしゃってました。
「失敗して大丈夫。最初からコマを回せる子はおらんから」
というとコマに紐を巻き始める子どもたち。
僕が夏休みの学童保育でやってるパジック工作でも、
「失敗したらもう一個あるし」
の声かけでやっと牛乳パックを切り始める子が結構います。
「失敗してもええで」が魔法の言葉になる。
ということは逆に子どもには普段から「失敗したらアカン」という魔法がかかっているのかもしれない。
すべては失敗から始まる。
赤ちゃんは歩くまでに必ず失敗してるんです。
そのことを成長するにつれて忘れて、失敗したらアカンとなってくる。
うん?いちばん魔法が必要なのは大人自身かもしれません。
昨日の8/22は奈良市長への提案書提出日でした。
いっぱい失敗したから「もう大丈夫」やったやろ!?
このブログの文章も、思いつくままパラパラと書いたワケのわからない失敗文章をあとで整えてます。
提案書を手書きした子どもから「パソコンずるいわ!」って言われそう(笑)

和田 憲明

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