子どもが新しいことへの挑戦を躊躇することがあります。

そんなときに使える魔法の言葉が、

「失敗してもええよ」

 

プレスクールで5歳児に折り紙を渡すと、

「できません。せんせいやって!」

と返してくる子がいます。

そんな子には、

「しっぱいしてええで。もう一枚あげるから」

と言うと、自分で折り始める場合が多い。

 

「失敗してはいけない」という価値観に縛られている子どもがいます。

大人の声かけでその価値観をどけて、やりはじめる道筋ができる。

でも、それは大人も似てるかも。

 

こんなん作りました。

最初、家にあった廃材のダンボールで作り始めようとしました。

ところが何日もひたすら形や組み立て方を考えるばっかりで、作り始められませんでした。

一つ分の材料しかなかったから。

失敗できない。

 

そこで、FJKの事務局からダンボール迷路などで傷んだ素材を大量にもらってきました。

失敗しても、もう一個作ったらええわ。

という気楽な気分で始めると、ほいほいと日曜日1日でできてしまいました。

 

子どもは大人からの声掛けで新しいことを始められるかもしれない。

大人は自分で環境を失敗可能なものに作り変えることができる場合がある。

これによって気楽に新しいことを始められる。

 

未来の親子から「あそび」を奪った悪いヤツ、

ダンボール・ベイダーをやっつけに来てください!
2/26(日)パパクエストin岸和田

 

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折り紙のシーンの写真はコチラからお借りしました

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]