土曜日、大山崎町でパパママ講座をさせていただきました。

産後ケアに取り組まれているNPO法人マドレボニータ山本さんとのW講師は2年ぶり。

 

私が前段で「男性ならではの子育て観/妻への気遣いテク」をお話しして、

メインの山本さんの話は「産前・産後の女性の心身の変化/父母となるために本当に大切なこと」。

そのあと夫婦コミュニケーションワークに腱鞘炎のマッサージの実技と盛りだくさん。

 

プレパパママの予習、新米パパママのこれからの子育てにとても役立つ内容で、私も勉強になりました。

 

山本さんのお話の中で衝撃的だったのは、この言葉。

 

「産後のママは身体も心もボロボロでホルモンバランスも崩れている。

つまり正気じゃない(ときがある)。

だからママだけに育児をまかせちゃいけない。ケアが必要なんです」

 

 

これはデータや多くのママの経験から裏付けられた事実です。

でも男である自分からは到底言えない。

出産、子育てを経験された先輩ママだからこそ伝えられる言葉だと思いました。

 

さて、一般に男性よりも女性の方が精神年齢は10歳上だというのが私の持論です。

特にコミュニケーション能力において、女性の複雑さに男性は到底かなわない。

 

でもその精神年齢が逆転する期間がママの産後ケアの時期なんじゃないか。

出産でボロボロになってときに「正気じゃない」ママを、無傷のパパがどんと構えてケアをする。

 

本当の意味でパパになるにはまずその覚悟から。

これは自分の経験から言えます。

 

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]