小学校卒業式翌日の登校班は、やたらとよくまとまってやたらと早く登校していました。
班長だった6年生が抜けて、新班長の元にちょっと緊張してたみたいです。
地元小学校の登校班は集団登校。私が子どもの頃の小学校と全く同じ昔ながらの仕組みです。
班ごとに集合場所があって、そこに4〜10人くらいの子どもが集合して登校する。
高学年が班長・副班長に任命されて、班を率いる。
何よりも昔ながらだと思うのは、休む日の朝は保護者が登校班に連絡帳を托すこと。
そして、班ごとの電話連絡網があること。登録されてるのはほとんどが家電。
超アナログ。
このシステムが古いとおっしゃるかたもいらっしゃるかもしれません。
いろんな家庭がありますし、ときに煩わしかったり面倒くさいことがあったりしますから。
そりゃ、まぁ。
実際、今年度も登校班に問題があってPTA会長に相談くださったり、学校や委員さんが個別に対応されたこともありました。
でも僕は集団登校は基本的にいいもんだと感じています。
まず、休みの連絡に学校がいちいち対応する必要がなく、登校班と担任だけで完結することは合理的。
次に、子どもが子ども自身の責任で他学年の子どもとの付き合い方を学べる。
なにより一番のメリットは、リスクヘッジになるということ。
登校班があることで半径100メートルで同じ小学校に通う子どもを知ることができ、その親もある程度顔見知りになれます。
ご近所づきあいのメリットは、「いいことがある」というよりも「悪いことがあった時に助かる」ということ。
実際、ウチの娘たちも登校班のご近所に助けていただいたことがありました。
こういった強制的にご近所をつなげる制度はあることが前提。
それでもうまくいかなかったり、問題があったときに個別に対応する。
これが基本かなぁと。
ウチの新4年生の次女も副班長になりました。
噂では来年度、新1年生が4人も増えるとか。
しっかりフォローしたってや。
和田 憲明
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