季節の風物詩。
運動会の早朝、校門前にできる場所取りパパの行列。
校門が開くと同時にダッシュ。
強者は正面の観覧席にシートを広げたあとに、またダッシュして木陰にチェアを置く。
木陰のチェアは休憩用。
僕は毎年、開くちょうどの時間に校門につきます。
動き始めた列の最後尾からついていって、観覧席はとらずに、お気に入りの木陰にチェアだけ置いて帰ってきます。
保育園から数えて14年目の運動会シーズンですけど、今でも葛藤しつづけていることがあります。
娘の競技をどれくらい写真に撮るか。
僕はファインダー越しに娘だけ見るよりも肉眼で周りの雰囲気も含めて見るほうが好きです。
なんだかんだ言っても、カメラ越しに見るよりも肉眼で見る方が、娘や周りの友達の動き、見てる保護者の雰囲気も含めて記憶には残りやすい。
でも写真は直後に妻や祖父母とシェアしたり、数年後にアルバムを見て振り返るのにはやっぱり必要。
写真がきっかけで忘れてた記憶が呼び起こされたりすることがあります。
私は動画は撮りません。元テレビカメラマンの血が騒いでしまうから。
仕事モードになってしまって運動会が楽しめない上に、運動会の環境で自分が満足できるレベル動画は撮れないことがわかるから。
今年は次女が走る姿をいいポジションから撮ることができました。
次女が走るフォームは綺麗にとれたけれども、その反面次女の動きは覚えていません。
何着やったかもわからへんかったし。
写真で記憶は呼び起こせるけど、そもそも呼び起こす記憶(次女の動き)を持ってなければ呼び起せない。
振り返ってみれば、そんなに深刻なことじゃないし、こんな葛藤も含めていい思い出になる運動会。
家族3人の写真。
長女は来てたけど家族とは交わらずに、友達や先生と旧交を温めておりました。
※タイトルはこちらの映画からいただきました。
和田 憲明
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