「最近、家族の時間ないからね」妻に釘を刺された。フルタイムの仕事、NPOの活動、PTAに地域のボランティア。その上に文章を書くことに熱中していたこの3ヶ月。それでも家事にも手を抜かない。自分ではなかなかいい感じだと思っていた。

でも振り返るとたしかにそうだ。土日はNPO、PTA、地域ボランティアに潰れて、家にいる時間はひたすら文章を書くことに熱中していた。妻の話を聞いてないし、娘たちと遊んだり学校関係の細々としたこともサボっていた。何かに熱中すると何かを忘れる。家で熱中していたのは文章だけではない。家事にも夢中だった。

家事は時に面倒臭いものだけど「家事を趣味と思い込む」というマインドセットの発動で、家事が楽しくなったのだ。家にいる間は文章と家事、趣味で埋め尽くしている人生。でも趣味に熱中していると何かが欠ける。

一家の父親たる僕にとってかけていたのは家族の時間だった。妻のいいところは言葉でそれを指摘してくれること。今の家族が今の状態でいられる時間は短い。妻が家族での時間を求めてくれるのも、子どもが成長しきるまでのあと数年だろう。文章と家事が趣味であるように、家族の時間も趣味として楽しむことにする。

まずは家族の時間を意識すること。この文章は家族の時間じゃなくて、妻と次女が風呂に入って、長女がミュージックステーションに夢中になってるスキに書きました。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]