全ては子どものために、子どもの幸福を最優先に、子どもは未来なんだからそれで当然。
こんな綺麗事をよく聞きます。
そんなワケないし、そんなことはできません。
子どもを最優先にしていたら、いつかどこかでボロがでる。しんどくなる。

子どもを最優先で生活していたら、親がしんどくなる。しんどいことは続かない。
親がしんどくなりすぎないように、時に子どもに我慢や少しの無理をしてもらわないといけないこともある。
調子が悪くても保育園や小学校にいってもらわないといけない日もある。
親と遊びに行きたくても、親に用事があって遊びに行けない休日もある。
食べたくないものを食べなくてはいけない時もある。

これは家庭だけの話ではない。
保育園や小学校、子どもを預かる施設もいっしょ。
常に子どもを最優先していたら、保育士や先生がしんどくなる。

重要なのは、家庭全体の幸福度を上げること、施設全体の幸福度を上げることだ。
そうすれば家庭も施設も子どもが成長して旅立つまで持続する。

少しの我慢なんて大丈夫。
子どもはそれも糧にして成長していく。
僕たち、そうやったでしょ。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]