先日、Mr.Childrenの25周年ライブ「Thanksgiving 25」に行ってきました。

心洗われる話

(img via:tour.mrchildren.jp

ありがとうMr.Children

 

彼らのデビュー時、僕は中学1年生。

中学3年のとき、『イノセントワールド』が爆発的に売れてスターダム。
高校1年のとき、テニス部合宿中にMステで聴いた『シーソーゲーム』。
20歳の誕生日、妻となる彼女とつき合ったときに発売された『口笛』。
25歳の結婚式、披露宴の席でサプライズで弾き語りをした『HERO』。

彼らの軌跡は僕の青春そのものです。

 

本当に楽しそうに歌う彼ら

ライブに行くといつも、彼らが本当に楽しそうに歌っているのがとっても印象的です。

これまでには辛いこともたくさんあっただろうし、日々、音楽をつくり続けるということは、とてつもなく大変な作業だと思うんです。

なのに・・・いや、だからこそかもしれない。

彼らは、ライブで本当に楽しそうに歌っているんです。

 

そういう姿ってとってもいいんですよね。
彼らを見るたびに元気づけられます。

「俺も楽しく仕事できるはず!」

仕事に悩んだり、迷ったりしている気持ちが、きれいさっぱり洗われるような感じです。

 

0歳で聴いてた帚星を覚えているか

Mr.Childrenには大好きな歌がすごくたくさんあるんですけど、その中でも特別に思い入れのあるのが『帚星』という曲。

あれは長男がまだ0歳の頃、彼の嫌いなお風呂でチョットでも落ち着いてもらおうと思って、ずっと歌をうたってたんです。

その歌が『帚星』でした。

いかがです?
なんてことはない、普通のお話です。

普通だったらそれで終わりです。

それが、4年後、長男を連れて参加した京セラドームでのライブで、普通のことではなくなりました。

セットリストのなかにあった帚星を聴いた長男が、

 

「あー、この歌覚えてるわ。」
「お父さんがお風呂場でずっと歌ってくれてたやつや。」

 

0歳の頃以降、帚星をきちんと聴かせたことはなかったし、お風呂場で歌っていたのは0歳の頃だけ。

もちろん、0歳の頃にお風呂場で聴かせていたことも一切話をしていません。

なのに、彼は「お風呂場で歌ってくれてたやつ」だと言うたんです。

本当に感動しました。

 

僕は子どもが好きで、子どものために子育てをしています。

子どものために好きでしていることなので、当然、見返りなど求めていません。

にもかかわらず、あの息子のひと言に、僕は大いなるリターンを得たような気持ちになりました。

 

妻に聴かせたい

「Thanksgiving 25」は本当に素晴らしかったです。

25年間の自分の青春が、ずっとフラッシュバックしていました。

それほどに凄まじいパワーを持ったライブでした。

それほどのライブ、ぜひとも妻にも聴いて欲しいなと、終わったあとにしみじみ思いました。

なので、なんとかして妻に行ってもらう方法を考えていようと思います。

 

以上、最高の夜を楽しみました、篠田でした。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]