この時期は、小学校の学習発表会ですね。

先日、長男の学年で、1年を締めくくる学習発表会で英語の劇を披露してくれました。

長男の役は、白雪姫に食べさせる毒リンゴをつくる魔女。

チョット・・・いやだいぶ振り切れた感じで、まわりの保護者や先生は「彼すごい」的な雰囲気出してましたけど、親としてはだいぶ恥ずかしいやつでした。

でもまぁとにかくインパクトは絶大だったので、それはそれですごいなぁと感心していたんですが、本当にすごいのはここから。

 

先生が感想を述べているなか、空気を読まずに手を挙げる。

我が家のファーストペンギン

「みんなからの感想とか聞かへんのかなぁって・・・」というのが終わるか終わらないかのうちに、先生に中央に移動させられて。

本人、決して自分が感想言うつもりじゃなく、親の感想を聞きたかったんだと思うんです。

でも、残念ながらその役割は自分にやってきました。

 

普通なら逃げ出して終わるところなのに、彼は「全力を出し切れたのでまぁ納得の出来」とか普通に言うわけです。

 

するとですよ!

それに続いてわれもわれもと感想を中央で発表する子ども達が急増!!

おかげで終了時間は大幅にオーバーになりました笑

 

何を言わんとしているのかというと・・・
多くの子ども達が感想シェアをしたわけですが、そこには1人のファーストペンギンというものがあったからじゃないかと思うんです。

「誰か感想ありますか?」って先生に振られただけではきっと出なかっただろうなと。

親バカながら、我が家のファーストペンギンが、その役割を果たしたからこそ、こうした結果につながった・・・そう思わずにいられません。

 

まぁフラフラと安定しないファーストペンギンですが、その知らずのうちに発揮している突破力の資質に、尊敬の念を禁じ得ない。

ふだん、長男には期待が大きいので、あまり褒めることがないんですけど、今回は心の底からすごいなと思うことだったので、素直に褒めてあげたいと思いました。

 

以上、これから先も大事にして欲しいものです・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]