先日、立川志の輔さんの公演「伊能忠敬翁没後二百年 大河への道~伊能忠敬物語~」を聞きに行ってきました。

🔗志の輔らくご in 森ノ宮2018 伊能忠敬翁没後二百年 大河への道~伊能忠敬物語~

 

初めてのナマ志の輔。

とにかくあっという間に3時間。

っていうか個人の落語で3時間。

人の話を3時間も聞くって、なかなかしんどいことですが、彼の場合は違いました。

あっという間でまだ聞いていたかったくらいです。

ホンマに面白かったです。

 

落語は全然素人ですが、彼の落語はそんな素人でも笑えるわかりやすさがあります。

そんな志の輔らくごを通じて、落語の面白さの一つを垣間みることができた気がします。

 

伏線を無数にちりばめる

志の輔さんは何がすごいって、とにかく「まくら」と呼ばれる前置きがメチャクチャ面白い!

彼の公演は、前置きからいつ本題に入ったのか一瞬わからなくなるほどスムーズなんですが、この「まくら」こそが本題をより面白くする重要なファクターだと痛感しました。

 

「まくら」のなかにちりばめられた数々の伏線。

これが本題のオチで絶妙なパワーを発揮します。

笑いとともに「あぁ~!」「それな!」ってやつです。

大人気漫画「ONE PIECE」にも通じるものがありますよね。

 

この伏線こそが、プロの話術のエッセンスじゃないかと思いました。

 

自分が感動する

言葉だけで1000人に同じ映像を見せる志の輔さん。

すごいことです。

本当に感動しました。

普通だったら志の輔さんだからって思います。

 

でも、「大河への道~伊能忠敬物語~」を聞いてチョット印象が変わりました。

「これすごい!」
「この人すごい!」
「メッチャ面白い!」
「ホンマに感動した!」

こうした「自分の感動体験」こそが大事なんですね。

志の輔さんの場合は「らくご」というツールに乗せて、人に伝えようとしているってことなんですね。

人間誰しも感動体験ってあると思うんです。

それを自分の持ってるスキルやツールに乗せることができればきっと、同じような感動を届けることができる、そんな気がしました。

 

感動を得る感受性と行動力。

この2つをもっともっと磨かないといけないなと思います。

 

でもまぁしかしすごかったです志の輔さん。

森ノ宮ピロティーホールの公演は9年目だそうです。

ってことは来年は10周年です。

こりゃ絶対いかなあかんなぁ。

今から6月の予定押さえておこうと思います。

 

以上、FJKらくご部結成!篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]