プレスクールの日本語クラスで塗り絵をしました。

スクールのすぐ近くにある万博公園・モノレール・観覧車の塗り絵です。

 

5歳児のクラス。

みんながいろんな色で枠の中を塗り分けている中で、ある男子が塗り絵の上にぐちゃぐちゃと線を引きはじめました。

 

なぐり書きをはじめたばかりの1・2歳児じゃなくって5歳児です。

塗り絵の意味を理解しているし、物の形を把握して絵も描けます。

そんな子ががぐちゃぐちゃの落書きをしてるときは、何かイヤなことがあって、それを紙と色鉛筆にぶつけてることがあります。

 

でもその子、実に楽しそうにぐちゃぐちゃの線を引いてるんです。

聞いてみました。

「その線、何か教えて」

答えは、

「roller coaster!」

 

日本でいうジェットコースターです。

ジェットコースターのコースを黒の線で太陽の塔の周りに描いて、

茶色の線でジェットコースターの『動き』を楽しんでいたのでした。

 

その答えを聞いた瞬間、ぐちゃぐちゃの線が躍動感のあるジェットコースターに見えました!

 

大人から見たらなぐり書きでも、その子にとっては意味のある線。

こういうことっていっぱいありそう。

できるだけ子どもに聞こうと思ったジャパニーズティーチャーでした。

 

 


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]