東洋経済ONLINEの記事
4人の男性が「専業主夫」を早々に離脱したワケ
を読んで膝を打った。まずはこのサブタイトル。

『妻が稼ぎ、夫が家庭を守る「分業」は快適か』
「快適か?」この問いはものすごく大事だ。社会的にどうかじゃない。自分のパートナー、自分の子どもたち、自分の家庭にとって快適かどうか。そして何よりも自分自身が快適に過ごせるかどうか、その家族の形を自分たちで決めたのが、マイノリティな主夫家庭だ。

記事の最初に出てくる「和田さん」は自分だ。インタビューを受けて話した内容。しかしあとの4人の主夫の記事を読んでも、全部自分だと思った。
こと家庭としての選択の部分においては、主夫はみな同じことを言うのだ。
それをこの記事にまとめようと思ったけれど、元記事の中でみごとにまとめられていたので、それを引用する。

結局のところ、彼らの選択はフルタイム会社員夫婦の両立がいかに難しいかということの裏返しとも言える。では、「主夫と会社員女性」の組み合わせは、完全に従来型の「専業主婦と会社員男性」の男女が入れ替わったバージョンなのかというと、微妙に異なる点も見られる。それは、育休中などに一定程度、母親側が専業主婦生活を経験しているためか、主夫になった夫に対しての理解度や協力度が高いという点だ。

①専業で家事育児を担うことは想像以上に肉体的精神的に大変、②自身の自由な時間がない、③片方の稼ぎでは家計が不安定

単に従来型の「専業で稼ぐ夫」と「専業で家事育児をする妻」の役割を入れ替えているわけではない。その時々の判断で、役割を変えていけるような形を模索しているように見受けられた。

最近「主夫になりたい」という男性の話をよく聞く。
自分が主夫になるためにはパートナーと2人で選択することが必須。
決してひとりではつけない職業、それが主夫だ。


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]