つくづく自分は感情表現が苦手だと思った。その言葉を聞いたとき、僕は猛烈に嬉しかったのに、それを表現しなかったからだ。むしろ流して別の話題に移ってしまった。その言葉とは「和田さんの本を読んでやりたいと思った」。
僕が文章を書く目的は、自分がやっているいいことをを他人にもやって欲しいから。あえて傲慢な表現をすると自分のような人間を増やしたいからだ。
どうやら自分のような人間は少ないっぽい。だから世間に自分のような人間がもうちょっと増えても害はないし、むしろ増えることで世間がもう少し面白くなると思っている。
その方が僕の本を読んでやりたいと思ったことは「自分のやっていることを書いて残すこと」。これは猛烈に嬉しかった。僕の本といっても自費出版で、売れた紙の本の数は十数冊のささやかなもの。それでも書いてよかったと思うし、これからも書きたいと思う。
最初の紙の本の名前は『主夫業のススメ』。あ、ほんまや、タイトルでもう自分のやってることをお勧めしてるやんか。次の紙の本の予定は『オタク主夫、PTA会長になる』もしくは『人生に効くスターウォーズ』です。
みなさん、PTAやってスターウォーズ観てください。あと、来年中には手品の本も出すので、手品で子どもを楽しませる大人になってください。
いや、違うな。まだ自分は傲慢になりきれてない。もっとクリティカルに言おう。
「みんなオタクになれ!」
オタクとは好きなものを掘り下げて、広げて、語る人のことです。
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和田 憲明
副理事長 / マジックパパ : ファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。
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