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事務局長島津です。

最近、会員さんのFBの投稿で「分解」についてテーマに上がり、ふと自分の幼少期を振り返ってみてました。

ネジを一本、余らせる子

分解の後に組み立てたら、こうなる子、多いと思います!

僕は、もろにそんな子でした。

よく「時計」を分解していたんですが、組み立てると、ネジが一本、どこかのパーツが一個、余るんです。

「まいっか」(本当はよくないけど)と翌朝、目覚ましの音が変わっていたりすることで、異変に気付きます。

気づいた時には、もうそんなパーツはおもちゃ箱のどこかに埋もれて復元できない状態に。。

そして親に怒られる。

このルーチンを、懲りずにやっていました。

ただそれでも、当時数十万円はするであろう父親のレコードプレーヤーとスピーカーを、バラバラにした時の快感は今でも忘れません。
(こちらは、父親の許可済み)

どうなってるかどうしても知りたい年頃

なぜ音が鳴るのか、なぜ動くのか、その衝動に、ドライバーを持たずにはいられない年頃って、ある子多いと思うんです。

娘が少しそれに入りかけたのか、家で作業をしていると、「どうして?」「どうなってるん?」とやたら興味をもって、見たがります。

先日も洗濯機を分解してたら、見たいと言ってくるので、かなり面倒でしたがまたフタを開けて見せました。

一応納得しているようですが、「やりたい」と言い出すと、さらに大変なことに、、、

そして機械に限らず、先日はセミを、、、

完成品だらけの世の中で

世に出回っているものは、もちろん完成品ばかりですが、バラすことで「途中」が見え、作り手の気持ちが垣間見えるものもあります。

「もの」との付き合い方、感じ方にちょっとでも奥行が出たらいいなと思います。

そして「壊わす」事はネガティブな側面があり敬遠されがちでではありますが、捨てるものなら是非一度「壊す」事を子どもたちにさせてあげてはいかがでしょうか?

ドライバーと、ハンマー、そしてペンチがあれば、たいていのものは壊せますよ。


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島津 聖

ダンボール王子 / 事務局長ファザーリング・ジャパン関西
2016年4月よりファザーリング・ジャパン関西の事務局長に就任。[⇒詳細プロフィール]