(GIZMODO http://www.gizmodo.jp/2017/01/slimbox.html)
ダンボールバカ島津です。
先日、FBで衝撃のマシンが紹介されていました。
タイトルとリンクはこちらです!!
「オーバーサイズの段ボールなんてもう時代遅れ? ぴったりサイズの箱を自動で作るマシン」
要するに、ぴったりの箱を作ってくれるんです!
すごいなぁ!
しかも、N式を作れるんやぁ~
やばいなぁ、、、これ。
何がすごいのか?
かなりの方が置いて行かれたと思うので、説明しますと、これまで「結構手間」がかかっていたものが、動画のとおり「あっ」と言う間にできる点にあります。
実は、A式(いわゆるミカン箱)は作りが単純なため、動画のように1枚1枚作ってくれるマシンはありました。
しかし、A式よりもはるかに複雑なN式という形状は、従来は以下の方法でしか作れませんでした。
①木型を作って量産する(むっちゃたくさんできる!)
②サンプルカッターで小ロット生産をする(一個が高くなる!)
③カッターと定規で手作りする(手が痛くなる)
④パッケージショップをひたすら探して、近いサイズを探す(ぴったりとか結構無いことに気付く)
どれも、「早く出荷したい」人にとっては、割と労力のかかる事でした。
それを、何ですか?
専用の計測ツールの前に置いて、スマホで撮影でポン!はい完成。
ついついレーザーで切ってるマシン自体に目がいきがちですが、これは「図面を作る作業のありえない程の簡略化」といのがこのマシンの一番すごいところだと思います。
出荷作業が変わる!?
以前、このブログで「Amazonの箱のスッカスカの謎」について書きました。
それは、出荷作業の効率化にあるということでした。
でもですよ。
もし、出荷ラインにこのマシンがあったとすれば、空気を運んでいたような箱のスペースにギッシリ詰めて出荷できるようになります。
箱がバラバラで積みにくい!という可能性もありますが、トラックの容積と箱のサイズを自動計算し、最適な積み方を指示するシステムはそのうち出て来そうな気もします。
また小さいとドローンで運べる可能性も高くなりますしね。
配達員さんの負担軽減にもなればいいなぁと思います。
箱の設計者はいらなくなるのか?
単純な梱包の設計はほぼ必要なくなる可能性は大ですね。
さらに3D技術がもっと進めば、立体物を撮影してデータ化し、自動で展開図を作成するというのも、そう遠くないうちに実現するのではと思います。
なので、僕が1週間とかかけて作ってきたダンボールの動物や恐竜達も、カメラでカシャ、データをポン!で展開図ができる可能性も十分ありますね。
ただ「フタを開けた時の感動を演出する」「子どもが熱狂する遊具を作る」というのは、どうでしょうか・・・
また、自分だけのパーパークラフトが簡単に作れればどうでしょう?
「じぶんち」とか「好きなアニメキャラ」になりきりセットが簡単に作れる、とかも楽しそうじゃないですか?
おもしろい道具が出てくれば、それをどのように使い、誰のために、何ができるのか。
ものづくりをするにあたって一番の醍醐味であり、ワクワクポイントなのかなと思います。
長くなりましたが、この辺りは、できればまだまだAIに負けたくない!っと思う島津でした。

島津 聖

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