小学校の平和登校日、3年生の次女も平和学習をしてきました。
スターウォーズを貫くテーマも平和です。
スター『ウォーズ』なのに『平和』?
それを言うなら平和学習で学ぶのも戦争のことです。
平和は戦争からしか学べない。
スターウォーズも戦争を通して「どうして仲良くできないんだろうか?」を考える物語。
全ての始まりであるエピソード1、これから戦乱に向かう銀河の中での最後のセリフは、
「ピース!」という恥ずかしいくらい真っ直ぐな願いなんです。
※エピソード1のラストシーン
前回は中学生の長女に伝えるちょっとひねった3つの教訓を書きましたが、
今回は小学生の次女に伝える真っ直ぐな3つの教えです。
(1)みんな仲良くしよう
スターウォーズの6本の映画の中で、ハッピーエンドで終わるのは1・4・6の3本です。
この3作とも、様々な種族の登場人物が笑顔で横に並んだカットで終わります。
1では人間と微生物ミディクロリアンの共生、グンガンとナブーの和解。
4ではルーク、レイア、ハン、R2、3POがチームになる。
6では辺境の種族イウォークと反乱軍の協力。
がハッピーエンドにつながった理由です。
つまり『みんな仲良くしよう』なのです。
(エンタメなので敵は『絶対悪』。だから『みんな』には入れなくていい)
※エピソード1より
(2)思いもよらない者が活躍する
1ではジャージャーが2つの種族の和解のきっかけを作りました。
4では小さくてボロのドロイドR2が大切な情報を運んで皆殺しを回避しました。
6ではテディベアみたいなイウォークが銀河大戦を終わらせました。
この3者の共通点は、登場時点で誰からも重要と思われていないことです。
ジャージャーはバカにされて追放されていた。
R2はルークが最初に買ったドロイドが壊れたから代わりにしようがなく買われた。
敵も味方もだれも警戒していなかったから帝国軍はイウォークの星に秘密基地を作った。
でも結果を見てみれば、誰が活躍するかなんて誰にもわかってなかったんですよ。
エピソード4より
(3)大きさは関係ない
これはヨーダのセリフです。
「大きさは関係ない。わしは小さいから弱いか?」
ヨーダもR2もイウォークも小さいんです。
でもそれぞれに能力を持っていて、役割がある。
これは特に学年いち背が小さい次女に伝えたいです。
※エピソード6より
まとめ
人の価値に大きさは関係ないし、誰がどんな活躍をするかはわからない。
みんなが仲良くすることでハッピーになる。
スターウォーズってそんな話です。
終戦の日こそ戦争(ウォーズ)で平和(ピース)。

和田 憲明

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