今年の父子キャンプは両日スターウォーズのTシャツで通しました。
Tシャツのおかげで初対面の低学年男子とスターウォーズ話で盛り上がったりなんかして。
その子のパパは僕と同じスターウォーズマニア。素晴らしい英才教育!
さて、写真は父子キャンプの翌日にユニクロで購入したTシャツ。
ヨーダの言葉が載っています。
Great warrior. Wars not make one great.
ヨーダは一般的に尊敬すべき賢人と認識されています。
でも実は賢人ヨーダはエピソード4−6のルークの時代のヨーダ。
その20年前のエピソード1−3、アナキン時代のヨーダは偉大な戦士であると同時に愚かな大人でした。
前回書いたように、アナキンにとってヨーダは良い教師ではありません。
アナキン時代のヨーダは巨大な組織の尊敬される指導者で「偉大な戦士」と周りから見られていました。
自分の考えに絶対の自信を持っていて、その態度で組織を運営しながらアナキンを指導しました。
しかし、ヨーダは失敗します。
組織の長として戦いを選んだことでアナキンが悪人になる道を開いてしまうのです。
ルーク時代のヨーダはそれを悔いています。
それが表れているのがこの言葉。
「偉大な戦士(ヨーダ)を探している」
というルークに、
「偉大な戦士じゃと?戦いで人は偉大にはならんよ」
過去の自分を完全否定します。
子どもに良い影響を与える大人になれるかどうか、それは大人自身が過去の自分を分析できているかどうかで変わる。
ヨーダがルークにとって良い教師になることができたのは、自身が失敗した過去から逃げずに考え続けたからです。
賢人の条件は決め付けるのではなく考え続けること。
ヨーダは考え続けることで賢人になりました。
子育てに困った時に、自分の過去を振り返ってみる。
良いことはもちろん嫌な記憶からも逃げずに分析する。
そうすれば良いヒントが見つかります。きっと。
和田 憲明
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