毎朝450人の男子と挨拶していると、必ず1人2人はスターウォーズのTシャツを着てくる男子がいて嬉しい『こうもんオタクパパ』です。
クラシックなロゴから最新のドロイドBBー8までそのデザインは様々。
新作が作り続けられていて、いろんな企業とタイアップしまくってる『現代の神話』スターウォーズのコンテンツは根強いです。
さて、スターウォーズにはダース・ベイダーという世界一有名な悪役が登場します。
ダース・ベイダーはもともとアナキン・スカイウォーカーという少年でした。
善良な少年アナキンが大人になって悪人になり、かつてのアナキンと同じ善良な少年である息子のルーク・スカイウォーカーと対決するようになります。
つまりスターウォーズの話の軸は父子関係。ファザーリングにぴったり!?
エピソード1〜3のアナキンの物語とエピソード4〜6のルークの物語を見比べると、アナキンとルークの少年〜青年時代の人生はほとんど同じであることがわかります。
でもアナキンは途中でベイダーという悪人になり、ルークは最後まで善人であることを貫きます。
この2人の違いはどこにあるのか。
それは…
アナキンは周りの大人から信じてもらえなかった。
ルークは信じてもらった。
ただそれだけ。
ーーー
アナキンはヨーダに初対面から疑いの目を向けられます。
「この子は恐れている。恐れはダークサイドにつながる」
メイス・ウィンドウというジェダイマスターはアナキンにはっきり言います。
「お前は信用できない」
一方ルークは初対面からオビ=ワン・ケノービに信用してもらえます。
「自分の力を信じなさい。そうすればできる」
ヨーダも修行の態度は厳しいですが、
「お前が最後の希望じゃ」
とルークの成長を信じて見守っていました。
大人がその子の可能性を信じる。それだけでその子の未来は大きく変わる。
『現代の神話』が教えてくれる子育ての教訓です。
ーーー
写真の絵本はコレ。
ダース・ヴェイダーとルーク(4才)

和田 憲明

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