篠田です。
更年期障害は女性限定のものだという認識、改めないといけないかもしれません。
更年期障害というと、おおむね40代後半以降の女性におこる、ホルモンバランスの変化や乱れを原因とする症状、という認識を僕は持っていました。
ただ、最近では30代でもそういった症状が現れることも増えているということで、症例も”多様化”してきているそうですが、それだけではなかったんです。
男性にとっての更年期障害
男性は体の変化がないから関係ない。
そんな風に思ってしまうのは早計です。
女性の更年期障害は人によってはとても重いもの。
それによって、日常生活すら困難になる人もいますし、うつ病になってしまう人だっています。
もし妻が更年期障害を発症したら・・・当然サポートが必要にもなりますよね。
夫・男性にとって、女性の更年期障害は決して他人事ではないんです。
さらに、先日TVニュース番組「NEWS ZERO」でこんな特集が組まれていました。
【更年期障害、男性にもおこる】
青天の霹靂とはこのことです。
女性ホルモンの減少が大きな原因とされている更年期障害が、男性にも発症するというんですね。
男性の場合は、男性ホルモンが急激に減少することで起こるものらしいんです。
テレビでは37歳の男性が取材されていました(僕とそう変わらない年齢です)。
更年期障害って、ますます自分には関係のない遠い世界のものではないことを実感させられますね。
更年期はチェンジオブライフ
少し前、女性の更年期の健康を、フィットネスと知識でサポートしているNPO法人ちぇぶら(*)の代表永田さんとお話をさせていただいたとき、こんなことをおっしゃっていまいた。
「更年期は英語で”チェンジオブライフ”というんです。」
「つまり体の節目という意味です。」
「だから前向きに捉えることが大切!」
ともすると、更年期障害は「人生の衰え」的なネガティブなイメージが強いんですが、捉え方によっては決してそうではないんだという強いメッセージを感じました。
(*)「ちぇぶら」という名称は「チェンジオブライフ」から
子育ても更年期も学びの機会がない
よくよく考えてみると、更年期ってなんとなくのイメージで話をしてしまってますよね。
子育てもそうですけど、そうした人生の節目に限って学べる機会がないってことに気づかされます。
これってやっぱりよくないですよね。
症状が軽くなったりするわけではないけれど、きちんと向き合うための知識を得たり、やがてくるそのときのために準備をしたりすることで、防げるものはたくさんあると思うんです。
そうすることによって、子育ても更年期もワクワクするようなものになる・・・そんな風に思います。
ちぇぶらさんは関東のNPOなんですが、実は大阪でのイベントがあるんです!
3月16日(水)に梅田にあるアサヒラボガーデンで開催される「Whisky +」にお越しになられます。
この機会にぜひ一緒に更年期について学んでみませんか?
▼イベントページはこちら
「Whisky + ちぇぶら 〜働く女性と更年期を考える〜」

篠田 厚志

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