センスの宝庫「小学校の自由研究」

夏休み終わりましたね。

子どもたち、ちゃんと宿題できましたか?
自由研究も、苦労せずにちゃんとだせましたか?
我が家は案の定でしたが、なかなか大変でしたけど。

自由研究は最も役に立つ宿題

アイデアは基本的に子どもたちだけで出させます。
でも、企画を出すことが多い仕事柄、こんなやり取りが生まれてしまう。

子「こんなんつくろうと思うねん。」
父「なんでそれつくりたいん?」
子「うーん、なんとなく・・・」
父「それ、好きなん?」
子「うーん、別に。」
父「お前、何が好きなん?」

はいこれ面倒な親の見本ですね。
でも、こうやって考える機会って、小学校にはなかなかないんですよ。

自分でモノをつくる機会。
自分でコトを考える機会。
自分だけでナニかを成し遂げる機会。

だから、他の宿題よりも一生懸命に頑張ってほしいなと思ってしまうわけです。

満足作品

最終的に、我が家は長男が来年のカレンダーを、長女がカメラをつくりました。

長男のカレンダーはなかなかのできばえです。

長男のカレンダー

自分のレゴ作品を貼付けてあるところは、まさにオリジナルカレンダーです。

何より「使える!」っていうのが秀逸です。

 

娘のカメラはとにかくセンスが光りました。

娘のカメラ

ティッシュボックスでボディをつくり、レンズをトイレットペーパーの芯でつくってズームに対応。

「こいつ、ホンマセンスあるな」と思いました。

小学生のセンス大事に

みんなが学校に持ってきたそれぞれの作品は、期間限定で保護者にも開放してもらえます。
僕もせっかくなのでチョットだけ拝見してきました。

「小学生、ホンマ天才やな!」

もう一回言います。
「小学生、ホンマ天才やな!」

作品の出来映えはもちろん様々です。
でも、それぞれにきちんと工夫を重ねたところがある。

こうした工夫ってモノづくりする際に、ホンマ勉強になります。

ホンマにこういうセンスを大人になるまで大事にしてほしいと、真剣に思いました。

驚きのセンス3選

みてきただけで終わってはあれなので、そのなかでも特に目をひいたもの3つをご紹介したいと思います。
(画像はプライバシーの関係であげられませんが)

○ダンボール野球盤

これ、毎年誰かがつくってきますが、誰のをみてもクオリティー高い。

なぜこれが目に付くか?

今どき、おもちゃで野球盤ってあんまりみませんよね?

にもかかわらず、野球盤つくってくる子どものセンス!
それが素晴らしいですよ!

○ドラゴンボール登場人物相関図

これはホンマ素晴らしいのひと言です。

再放送されたり、子どもにとって身近にあるので、ドラゴンボールそのものは野球盤ほど驚きません。

何がすごいって、かなり細かく作り込まれているんです。

おまけに、1人1人の紹介を自分が書かれてるんです。
もうね、愛しか感じません。

○ジーパン(デニム)のバッグ

これが一番素敵でした。

自分がはいてただろうデニムのパンツを、バッグに仕立て上げる。
このセンスに僕は驚きしかありませんでした。

今年は2年生が特にセンスの塊でした。(うちの娘も一応2年生です)
もちろん他にもたくさんいい作品はありました。

でも、この3つは意外性、面白さ、手に取ってみたくなるようなセンスが光ってたような気がします。

 

自由研究、親にとっても面倒な宿題だとよく言われます。

でも、センスを全開にできる数少ないチャンスです。

来年も頑張ってもらいたいですね。

 

以上、移動過多による疲れか年のせいかわからんけど、ビール一杯で寝落ちしてしまった篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]