少し前ですが、SNSの投稿で拝見したある一冊の本。
『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』
この本、完全天然酵母のパンづくりを目指したパン職人、渡邊格さんの自叙伝です。
この本の面白いところは、マルクス経済をわかりやすく解説してくれているところと、一歩間違えればただの人生失敗伝になりかねないような人生を、本気の情熱でやればなんとかなることを教えてくれることです。
なので、これから何かを成したいと思っている人に取っては希望の書といえるものかもしれません。
ぜひ読んでみてください。
そんな本で知った鳥取県の田舎にあるパン屋「タルマーリー」には、機会があれば一度行ってみたいと思っていました。
そんなある日、家族で鳥取砂丘に行くことになったので、ついでに寄ってみることに。
大人気のパン屋さん
10時開店なので10時についたらすでに行列。
あまりの人気にチョットビビりましたね。
でもね、その人気も頷けます。
だって、メッチャ美味いんです、パンが。
天然酵母がどんな味とかは正直わからないですが、美味いことだけはわかります。
偏食家ががっつくレーズンパン
特に驚いたのが次男の食いっぷり。
2歳の次男はメッチャ偏食家です。
パンとか正直ほとんど食べません。
そんな次男が、たったひとつ買ったレーズンパンを1人で半分ほど平らげてしまいました。
美味しいものは誰が食べても美味しいもんなんですね。
あっという間に売り切れる
行列ができるのはただ人気があるからだけじゃないようです。
自分たちの生活も含めて、持続可能な社会をパン屋というスタイルで実現しようとしているので、決して無理な事業はしていません。
なので・・・あっという間に売り切れるんです。
僕たちが買いにいったとき、僕のうしろに並んだ気のいいおっちゃんがレーズンパンをイチオシしてくれました。
そこまで言われたら買わないわけには行きません。
というわけでひとつ購入するとなんとそれがラストひとつ。
うしろのおっちゃんは僕にオススメしたばかりにレーズンパンにありつけず・・・。
ゴメンねおっちゃん。
今回は、パンと購入したビールを味わえただけでしたが、このパン屋さんはパンづくりだけをしているわけでは、きっとありません。
次回はぜひとも、生き方とか、子育てとか、いろんなことを詳しく聞いてみたいと思います。
以上、味も歯ごたえもメッチャ強い天然酵母パンより、雑味のない天然酵母ビールにハマった篠田でした。
(img via:talmary.com)

篠田 厚志

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