ただいまFJKの顧問をしていただいている、大阪教育大学准教授の小崎先生が、「専(兼)業主夫の方へのアンケート」を実施しています。
学生の卒業論文として活用されたいとのことですが、全国に約10万人いると言われていながら、表に出てこない方々の現状について把握するための貴重な資料になります。
専業主夫は何人いるのか?
実際の専業主夫はどのぐらい存在しているのか?
一つの手掛かりとしては、厚生労働省が発表している「国民年金第三号被保険者」の統計があります。
これは「会社員や公務員などの国民年金の第二号被保険者に扶養されている配偶者(20歳~60歳未満)が対象」となっていて、高齢者世帯や子どもたちの含まれていない、基本的に扶養されている(年収も130万以下)人を指します。
これをみると、平成19、20年度には10万人、そして21年度から23年度には11万人となっています。
全国にある程度の数の専業主夫がいることがわかりますし、また、少しずつですが年々増加を続けています。
専業主夫とは何か?
定義はまだまだ未確定だと言えそうですが、今回のアンケートでは下記のように定義されています。
専(兼)業主夫とは、稼得労働に従事せず、専ら家事や子育てなどを行う既婚男性、またはフルタイム労働以外の働き方で働いているが、パートナーの扶養に入っている既婚男性を指す。
いわゆる主婦といわれる方々の夫版ということがいえそうです。
専業主夫になって、よかったこと、困ったこと
これは主婦の方にもいえることですが、専業で家事育児をこなすことには、いいこともあれば困ることもあるはずです。
こうしたことは、これまでは女性の視点でしか語られてきませんでした。
同じ専業で家事育児をこなす人の、よかったことや困ったことは、男女によって違うのか。
それとも、専業である限り同じなのか。
興味は尽きません。
というわけで、専業・兼業の主夫の方はぜひお答えを、みなさまのまわりにがいらっしゃればお声がけを、ぜひお願いします。
以上、主夫をしてる人、ホントにすごいと思う篠田でした。
篠田 厚志
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