妻が2泊3日の出張です。

2日目になると、朝こそ大変だったものの夜は案外楽勝です。

帰ってくるなりお好み焼きを作りおき。

娘をテニスに送り出して、帰ってきたら即ご飯。

 

我ながら完璧なプランニング。

時間ができたので、家族でバッティングセンターへ。

行きの車内で、娘が医者になりたいらしい話を聞いた。

親の病気を診てあげたいから小児科医になりたいらしい。

なんでもいいからとにかく国立目指してくださいとだけお願いしておいた。

そして、この日の寝かしつけはマジ楽勝で、今、2杯目ビールを飲んでいるところです。

 

ワンオペ育児はキライ

僕は妻が出張中で1人で家事育児をしていることを自慢したいわけでは、もちろんありません。

なにが言いたいのか。

1人で育児すること、いわゆる「ワンオペ育児」ってのがキライって話です。

 

ワンオペ育児・・・僕には「むり」とか「できない」とか、そんなことは言いません。

僕が出張の日は妻がやってくれているわけですし、こうして妻がいない日があったとしても、それなりになんとかします。

でも、できるならやりたくはないものです。

だって、1人で子育てするのはキライですから。

 

育児ってすごくドラマチックじゃないですか。

メッチャ大変やけど、やっぱりメッチャ楽しいこともあるわけです。

その日、どんな話をしてくれたのか。
その日、どんなことがあったのか。
その日、どんなことをしたのか。
その日、何が面白かったのか。

そんなことを一緒にしてくれる人が僕は必要だと思います。

ワンオペではそれを話す人も、理解してくれる人も、一緒に笑ってくれる人も、一緒に悩んでくれる人もいません。

それは耐えられないことです。

 

ディズニーランドに行くと、ときどき「シングルライダー」っていうのがありますよね。

子どもを乗せられないから、親だけでもアトラクションを楽しんだりするときに使うシステムです。

 

たとえば、スペースマウンテンに1人で乗ったらどうでしょう。

せっかく暗闇を猛スピードで駆け抜けているのに、同じロケットに知り合いがいないから「キャー!」のひとつも言えない。

終わったあと、「これやばかったなぁ」のひとつも言えない。

 

それって寂しくないですか?

僕はダメです。

だから、ひとり育児、ワンオペ育児っていうのは、はっきりいってキライです。

 

キライと言えない世の中になっていないか?

イクメンが増えることはいいことです。

最近のSNSでは、子育てに積極的な話を良く見かけます。

なんというか、すごくきれいな投稿が多いって感じです。

女性の投稿でもワンオペでしんどいっていう投稿はあまり見かけません。

 

こうした現象を見ていて思うんです。

なんかネガティブな投稿がしにくくなってるような気がしませんか?

子育ては大変なのに、きれいなところばかりアップしていません?

本当は子育て苦手なのに、キラキラした投稿してません?

それもこれも、メチャクチャやってる人たちの無言の圧力のような気がしてなりません。

 

「子育てしない!」という投稿は、もちろんあり得ません!

でも「ワンオペ育児したくない!」とか「子育てはしんどいー!」とか、っていう投稿はもっとあってもいいと思うんです。

僕だってイヤですから。

 

「キライ=やらない」ではありません。

ワンオペ育児が嫌いだったとしても、やらないといけない場合はやりますよ。

でも、できるならやりたくない。

そんな発信がもっともっと増えて、それぞれなりの関わり方がもっともっと許容されるべきだと思います。

今の日本は、あまりにも画一的すぎて、それが原因で二極化しているような気がします。

2泊3日で妻出張。ひとりで育児は「キライ」です

そうした状況がまた、子育てをハードルの高い苦しいものにしているような気がしていて、だから今回、あえて「ワンオペ育児」という言葉を使わせてもらうことにしました。

倫理的に許される範囲内で、もっと感情的になってもいい、そんなふうに僕は思っています。

 

以上、明日でワンオペ終了!「ヤッホー!楽しみ過ぎるー!」篠田でした。

 


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篠田 厚志

篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]